- 2015-12-22
- センター試験対策, 受験を突破するマインドセット, 受験生が陥る不安・焦りの対処法, 直前期の勉強法
こんにちは、中西です。
今年もついに残り10日を切りましたが、
大学受験生でいうと、
だいたい今ぐらいの時期がもっとも不安に
陥りやすいピークになります。
これは今まで受験生からいただく
相談内容やらプログラムの受験生やら
その他もろもろ見てきた経験則です。
「不安です」系の相談が届くのも
12月までで、
年が明けてからそういう系の相談は
一気に無くなります。
個人差はありますが、
だいたい今ぐらいが一番不安感が
高まるようで、
一番極端なパターンだと、
朝から晩までずっと不安で不安で
仕方がないような状態になります。
そしてなぜか残り日数的には
そんなに変わらないのですが、
年が明けたとたんに一気に
「不安感」よりも
「緊張感」の方が高まって、
そこからはもうお尻に火が
ついた感じで
ひたすらやっていくしかない
モードになる人が大半です。
おそらく残り4週間を切っていても、
年が明けるまではどうしても
センター試験は「来年」にあたるので、
感覚的に
「まだちょっと時間がある」
と感じてしまうのかもしれませんね。
そしてそういうタイミングが
一番不安に陥りやすいと。
そもそもなぜ不安になるかというと、
以下の4つの状況下にあるからです。
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<直前期に不安になる理由>
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1、人生がかかっている
2、不確定要素がある
(ex.全部やり切れるかわからない、
絶対にうまく行く保証はない)
3、時間にまだちょっとだけ余裕がある
4、目の前のこと(勉強)に
没頭できていない
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・・・あなたがもし今不安を
感じているなら、
この4つの条件が重なっているからです。
いずれにしろ、
不安というのは多かれ少なかれ
受験生なら誰もが持っているわけですが、
その不安を完全に解消する方法は無くて、
あるとすれば
不安を「忘れる」方法になります。
そして不安を忘れる方法は、
「勉強に没頭する」ことです。
上の条件でいうと、4の状態から
抜け出すこと。
目の前の勉強に没頭することで、
少なくともその時間は不安を
「忘れる」ことができるわけです。
そしてこれがもっとも重要ですが、
不安を忘れて勉強に没頭すること以上に、
リアルに合格する確率を高めてくれる
ものはありません。
どんなに不安を感じまくっていても、
何もしなければ状況は1ミリも
良くならない。
どんなに不安で不安で泣きそうでも、
勉強しなければ、実力はそのまま。
この当たり前の理屈を
しっかり理解できれば、
こういう結論になるはずです。
「不安を感じているのは、時間のムダ」
合格したいなら、
残り時間でもっとも
実力が伸びる勉強計画を考え、
1分でも惜しんで勉強するのが
一番「現実的」であり、
一番「賢いやり方」であり、
一番「合格する確率が高い」です。
本当に合格する確率を高めたいなら、
不安を忘れるほど、
勉強に没頭してください。
それではまた。