- 2023-9-2
- 勉強のモチベーションアップ, 受験を突破するマインドセット, 受験を突破する健康管理術
こんにちは、中西です。
今回は、運動がメンタルに与える影響について。
私が運営している第二領域コーチングのプログラムのメンバーさんには、運動を習慣にしている人・習慣化させようとしている人が非常に多いです。
あるメンバーKさん(男性)は、仕事内容に不満があり、今の職場に残るか考えつつ、転職活動も継続的にされていました。
その転職活動を一旦休止させたところ、転職活動に分散されていた意識が、目の前の単調な仕事にフォーカスしてしまい、
このまま進んでいった場合の自分の将来への不安も相まって、メンタルが弱っている状態が続いていました。
ただ、「運動不足の状態も続いています」とのことだったので、とりあえず運動を始めてみることにしました。
このメンタル的にしんどいタイミングで、あえてジム通いで筋トレを始め、朝のジョギングもスタートしたのです。
それで最近はだんだん調子が良くなってきているとのこと。
プログラム内の実際のKさんの投稿をそのまま転載します。
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おはようございます!
今朝もランニングできました!
仕事が単調業務だけでやりがいがなく精神的にかなりしんどいので、業務以外の時間を充実できるようにしてみます!
また、明日も朝6時30分に起床してランニングします!
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こんにちは!
本日も朝にランニングできました!
時間は15分くらいなのですが体調とメンタルが良くなるのでいい感じです。
明日も6時30分に起床してランニングします!
あと雨天の時も取り組めるように何らかの対策もしていきたいと思います。
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さらに、Kさんからの本日の報告では
「ステッパーを購入しました」
とのことでした。お値段はラーメンが100杯ほど食べられる金額の業界トップクラスのもの。
実は私も持っているやつなのですが、コスパは抜群に良いので、Kさんはこれから家の中でも運動ができるようになります。
…まぁこんな感じで、
「1日のメインの時間は単調でしんどくても、それ以外の時間を整える(充実させる)ことで乗り越える」
という方針で現在は運動を毎日実行されています。
不思議なもので、自分を取り巻くメインの現実は全く変わっていなくても、体の調子が安定しているかどうかで、現実への耐性が全く変わってきます。
メインの時間がしんどくても、メイン以外の時間で運動(&睡眠・食事などを始めとする生活習慣)をきっちり整えることで、
そのしんどさを乗り越えるエネルギーが充電されるわけですね。
メンタル的にしんどくなってくると、だんだん動くことが億劫になって行きがちですが、
そういう時にその気分に合わせて運動をしなくなっていくと、ますますエネルギー不足の状態になり、負のループに入っていくリスクが高まります。
状況にもよりますが、Kさんのようにメンタルが弱りかけている時ほど、あえて少し思い切って運動をしっかり行うことで、
負のループに陥らずにその状況を乗り越えるエネルギーを得られて、何とかなることも多いです。
ご本人もおっしゃってましたが、運動をすると、セロトニンやベータエンドルフィンやドーパミンやテストステロンなど、
幸せホルモンややる気が高まるホルモンが分泌されますので、メンタルが負のループに陥るブレーキ役を果たしてくれます。
うまくいけば、ブレーキどころかアクセルにもなり得ます。
もちろん、現実そのものは変わりませんが、そうやって運動をしながら、
体とメンタルにエネルギーを補給しつつ、転職活動などで現実を変えていく時期を乗り越えるわけですね。
人生は順調な時ばかりではありませんので、不遇で辛い時期もありますが、
そういう時ほど一見直接的には問題解決にはならないように見える「運動」を行って、生活と体を整え、メンタルにエネルギーを補給し続けていく。
昔なら、こんなやり方は現実逃避だと一笑に付される可能性もありましたが、
今や運動がメンタルに圧倒的にプラスに働くのは、科学的には膨大な証拠とともに証明されており常識ですからね。
何かとしんどい時ほど、億劫になりがちな運動をあえてやるようにしてみてください。
それではまた。