- 2011-2-5
- 受験を突破する健康管理術, 受験を突破する生活習慣術
こんにちは!早稲田集中力研究会の中西です。
ふだんの「体調」と「勉強の集中力」は密接にかかわり合っています。
体調をいかにベストコンディションに維持するかというのは、
勉強の生産性を高める上で、非常に重要なファクター(要因)であり、
このブログでも、体調維持のノウハウについては、これまでいくつか記事にしてきました。
今回お伝えするノウハウは、健康に少しでも興味のある方なら、もはや「当たり前」ともいえるノウハウなのですが、
もともと若くて健康な中高生には、意外にあまり知られていないノウハウです。何かといいますと、
朝起きがけに、コップ1杯の水を飲む
というものです。
これは健康を維持する上で非常に重要な方法であり、
もしこれまでそういう習慣がなかった人は、ぜひ明日からでも習慣化していただきたいぐらいのものです。
なぜそんなに強調するかといいますと、まず、人間は寝ている間に非常に汗をかいていて、
起きた直後は、体が非常に乾燥している状態なんですね。だいたいコップ1杯程度の汗を一晩でかいているといわれています。
したがって、起床直後は、あなたの体は(実感のあるなしにかかわらず)いわばプチ飢餓状態だともいえるのです。
体内の水分が減ると、血液の粘り気が増して、いわゆるドロドロの血液になるわけですね。
この血液がドロドロになる状態というのは、健康に良くないのです。川の流れもそうですが、サラサラと流れがいい川は、老廃物もたまらずきれいですよね。
血液も同じで、粘度が上がってドロドロになると、老廃物がたまりやすくなり、体も疲れやすくなります。
これが深刻化すると、動脈硬化やそれを原因とする脳卒中や心筋梗塞(こうそく)につながることもありえます。実際、こういった病気は起きてから数時間以内に発生率が非常に高くなるそうです。
こういった状況を防ぐには、起床直後の乾燥した体内に水分を与えるしかありません。つまり、起きた直後にコップ1杯程度の水を飲むということです。
分量としては、だいたい350mlから500mlくらいを目安にしてください。
これを習慣化すると、非常に体調が良くなります。とくに午前中。慣れてくると、朝起きた直後に乾燥しているのがよくわかり、
水を飲んだあとに、体に水分がしみわたっていくのが実感としてわかるくらいになりますよ(笑)。
血液をサラサラの状態にするのは、ベストな体調を維持する上で必須です。そして、そのもっとも効果的なタイミングが「起床直後」なのです。
さらに朝起き掛けにコップ1杯の水を飲むと、健康効果から長寿になるといった話も以前聞いたことがあります。真偽は定かではありませんが、健康になるなら当然寿命にも影響するはずでしょうし、
実際私の祖母やその姉妹のおばちゃんは、毎朝水を飲む習慣を何十年か続けているそうで、90歳近くなった今も元気にしております。
これを読んでいる方は、若い10代の方が多いと思いますので、起床直後に体が乾燥しているような実感がある人は少ないかもしれませんが、
実感があるなしにかかわらず、寝ている間に汗をかいて体が乾燥しているのは事実ですので、
ぜひ明日の朝からでも、起きがけにコップ1杯の水を飲む習慣を身につけていただきたいと思うのです。
P.S
ちなみに、冬場の水道水や冷蔵庫のミネラルウォーターなどをそのまま飲むのが冷たいと感じる場合は、
コップに水をいれたあと、ポットのお湯などを少し足して、温度を少しぬるめにしてから飲むといいですよ。私は毎日そうしていますw