- 2016-8-1
- おすすめ記事, 勉強の集中力をアップさせるテクニック
こんにちは、中西です。
私はときどき勉強や仕事をしているときに、
一人でゲームをしています。
といってもさぼってゲームをしているのではなく、
取り組んでいるその勉強や仕事そのものを
「ゲーム的にやる」ということです。
種類はいろいろあるのですが、
一番手っ取り早くできるゲームが、
【 「さすがにこれは無理か?」と思うほどの
短時間にチャレンジするゲーム 】
です。
ついこの間も初めて取り組むある作業が
あったのですが、どれくらいで終わるか
予想するのが難しく、ざくっと最初
「1時間半~2時間くらいかかるか?」
と思った時間の見積もりを、スーパー超絶
思い切って30分にタイマーを設定してやってみました。
作業内容を考えるとありえないほど設定
した時間が短かかったはずなのですが 、
かえって猛烈に集中できて、結果、
ちょっとオーバーしましたが38分ほどで
終わってしまったのですヾ(´▽`)ノ
こういうことって実はよくあります。
上の例は初めての作業でしたが、いつも
やっている作業や勉強を、過去の経験から
くる感覚で
「だいたいこれくらいで終わるもの」
と勝手に思いこんでいることが少なくないのです。
ところがその見積もりの根拠となっている
「過去の経験」自体が、そんなに真剣に集中
して取り組んだ経験ではないことがよくある
わけです。
すると本来もっと短時間で終われる作業・
勉強を、勝手に自分の中で何割も、
ときに何倍も、多めに見積もってしまって、
自分でそれに気づいていないことがあります。
そこで少し思い切って、時間の見積もりを
いつもより一気に短く設定してやってみると、
案外できてしまうことが少なくないわけですね。
どれくらい短くするかは人それぞれですが、
集中力のゲームとして楽しむなら、
当初想定した見積もりの「半分」の時間に
チャレンジしてみるのは、一つの目安ラインですね。
明らかに半分では不可能ならダメですが、
可能性がわずかでもあるなら、かなり緊張感
が出て集中できるのでおすすめです。
半分の時間で終わったときの感動はすごいですよ。
タイマーを見て「うわ!半分の時間で
終わっちゃった!」というあの爽快な感動を、
もっと多くの人に味わってほしいわけです。
そもそもただのゲームですから、仮に達成
できなかったとしてもまったく気にする
必要はありません。
「ちょっと短く設定しすぎちゃった。テヘへ(ノ∀`*)ノ」
とか思って、次のチャレンジを再度やればいいだけ。
それでも当初の見積もりよりは、短い時間で
終わらせることができている場合が大半なので、
このゲームをやって損することはまずありません。
詳しい説明は省きますが、人間は脳の構造上
「集中するぞ!」と思うだけでも、ある程度
集中できるようになっています。
したがって、時間の見積もりを一気に短く設定して、
「よーし、この短い時間内で絶対終わらせてやる!」
と強く思って取り組めば、それだけで、
タイマーによる「締め切り効果」の緊張感
との相乗効果もあり、
いつも以上に集中力が高まるということです。
実に原始的なやり方ですが(笑)、こんな
シンプルなゲームでも勉強の集中力を
高めることができます。
単調な勉強の気分転換がてら、よかったら
1日の中で、ときどきこの“ゲーム”もやって
みてください。
それではまた。