- 2023-8-31
- 勉強計画の立て方
こんにちは、中西です。
本日で8月が終了しますが、このタイミングで8月の1ヵ月間を振り返っておくのはお勧めです。
私が運営しているコーチングプログラムのメンバーさんも、1ヵ月の振り返りをする人は多く、すでに私の元に報告が続々と届いています。(強制ではないですが)
前にもお話ししましたが、7月の初旬に6月の振り返りをしようとしたあるメンバーさんが、
「6月に何をやったか全然思い出せない」
ということで、7月からは毎日その日にあった出来事やタスク・印象に残ったこと・反省点など何でもいいので、
【 とにかく1行だけメモする「1行日記」 】
を1つのファイルにまとめてつけ始めました。
これにより、1つのファイルを上から下までざっと見るだけで簡単に1ヵ月を振り返ることができるようになった、というエピソードがありました。
その後、1行以上書けるならもっと書いてもいいというルールなので、「1行以上日記」と名前を変えましたが、この話を参考に複数のメンバーさんが「1行日記」(1行以上日記)をつけ始めています。
ルーチンタスクの管理アプリに「1行日記」という項目を設定して、毎日終わるたびにチェックを入れている人も何人かいますね。
また、シンプルに月初に「1ヵ月間の目標」を設定してコーチの私に報告し、月末〜翌月の初めに結果を報告してくださる方も複数おられます。
20代の社会人女性のメンバーさんで、少し前から仕事や勉強やプライベートなど分野ごとに項目を設定して、1週間ごとに各項目に文章をしっかり書いて振り返りをしている方もおられます。
(この方の振り返りはすごかったので、近日メンバーさんには実物のスクショをシェアをする予定。※その後メルマガの読者さんにも紹介するかもしれません。)
振り返りは、もちろん自分1人でやることも可能です。
やり方は、自分に合ったやり方でいいので、1ヶ月が終わったらその1ヵ月間を振り返ってみると、気づく事は少なくありませんからね。
1行日記のような記録を残していなくて、まとめて振り返る人は、メンタルが安定しているなら、あえて
「8月の良くなかったところ」
という形で、8月は何が悪かったかを思い出すのも効果があります。平たく言えば反省点。
タモリさんのモットーみたいに「反省はしないほうがいい」と言う考え方もありますが、個人的には、それは人生があらゆる点でうまく回っている場合の話ではないかと思います。
PDCAサイクルを回して、状況を改善しながら人生・生活を良くしていこうとするなら、改善点(悪かったところ)を洗い出すプロセスは避けて通れません。
それをずっと避けているとどうなるかと言うと
「何年たっても同じ状況から抜け出せない」
と言うことになるわけです。そしてそういう人は世の中にゴマンといます。
「昨日と同じ今日を過ごす」
というループから抜け出せなくなると、時間の経過とともに、人生が苦しくなるのは必然です。
メンタルの調子が悪い時に、あまり反省しすぎるのは良くない場合もありますが、そうでないなら、自分を責めないように、
機械的に淡々と、客観的に(何なら他人事のように笑)、
「8月の良くなかった部分」
を一定の時間をとって振り返ると、大体何らかの気づきがあるものです。
そして、その気づきが改善策を生み出すなど、状況をよくするきっかけになります。
振り返らずに流しても生きていけることが大半ですが、流して毎日・毎週・毎月過ごしていたら、何年たっても同じことの繰り返しの人生になりやすいです。
ここまでの話でピンときた人は、タイマーで時間を設定するなど時間を決めて、
自分を責めない範囲で、淡々と、人ごとのように笑、1ヵ月間のマイナス点を振り返ってみてください。
それができれば、9月に何をすべきかが、より見えてくるはずです。
それではまた。