- 2015-9-10
- おすすめ記事, 効率的な時間管理術, 受験を突破する生活習慣術
こんにちは、中西です。
勉強に集中するためのコツの1つは、
「快適な環境で勉強する」
ということです。
あなたがどんな場所で勉強しているとしても、
そこが快適でないなら集中力は低下します。
だから今勉強している場所が快適でないなら、
なんとしても「快適な環境」に整備するか、
作り変えていきましょう。
「快適な環境」
の定義はいろいろあるでしょうが、
最低限、確実に
5S(整理・整頓、清掃、清潔、しつけ)
が行き渡っている空間である必要があります。
まれに
「オレは汚いほうが集中できるぜ」
なんて猛者もいますが、
それが整理整頓や掃除をしたくない
言い訳でないならいいのですが、
大半の人は整理整頓・掃除が行き渡って
キレイで片付いた部屋の方が、
快適にすごせます。
実は、この
「片付け」
というのもポイントで、
徹底した片付けをすることで、
空間が快適になるだけでなく、
受験生にとってもっとも大事な
「時間」
すら生み出せるのです。
片付けの専門家で
片づけ士の小松易氏によると、
「片付けが出来ていないと、
1日平均30分の時間が奪われる」
と明言されています。
(出典:プレジデント15年8月3日号)
これを私なりに解釈すると、
ようするに片付けが出来ていないと、
当然ですが頻繁に
「物を探す」
時間が発生します。
私は人生で「物を探す時間」ほど
無駄な時間も無いと思うのですが、
片づけが出来ていない場合は
これがバカにならない時間
蓄積されるのです。
さらに片づけが出来ていないと、
当然部屋が乱雑になりますので、
気持ち良くすごせません。
不快な環境では、やる気も低下するので、
「何かに取りかかるまでの時間」
も長くなりがちです。
勉強中・作業中の集中力も低下するので、
当然生産性も下がります。
こういったもろもろの
ロスした時間が蓄積されて、
1日平均30分の時間を失っている
ということでしょう。
いくら寸暇を惜しんで勉強していても、
片づけができていないと
まったく意味がないということですね。
人間が生きている限り、
その空間は必ず汚れ、乱雑になっていきます。
これはいわゆる
「エントロピーの法則」
というものですが、
物理学的に考えても、
人間が存在する空間を放置した状態のままでは、
その空間の乱雑化を避けることは
できないということです。
あなたの部屋が汚いのは、
あなたの性格の問題というより、
この宇宙に存在する限り適応される
物理法則なのであります(大げさ)。
したがって、論理的な結論として
【 「定期的に整理整頓・清掃」をする習慣 】
を持たない人は、エントロピーの法則により
100%の確率で部屋が乱雑になっていき(。´Д⊂) 、
その乱雑さに比例するかのように
集中力を低下させていくことになります。
集中力が低下すると当然生産性が落ちるので、
つまりは「時間のムダ」以外の
なにものでもありませんわね。
勉強する空間を快適に保ち、
時間を無駄にしないためにも、
1日5分からでもいいので
毎日整理整頓・清掃をする習慣をつけてください。
快適な部屋で、気持ち良く、
集中しながら勉強していくのが、
一番ラクで賢いやり方ですね。
それではまた。