- 2023-9-4
- 睡眠効率アップで集中力UP
こんにちは、中西です。
昨日9月3日は「睡眠の日」だったようです。
9(ぐっ)3(スリー)で「ぐっすり」だから「睡眠の日」とのこと(゚д゚;)
こういうのは多少強引でも目くじら立てないのが大人のマナーです。
ということで、今回は睡眠にちなんだ話を。
睡眠にまつわる話で、私自身が前から疑っていることがいくつもあるのですが、その中の1つをお話しすると、それは
「カーテンを開けて寝よう」
という専門家のアドバイスです。
「カーテンを開けて寝ると、朝に窓から日光が入ってきて自然に起床ができる」
…というのが理由ですが、個人的には、このテクニックは自分には全く合いません。
例えば、今の季節がまさにそうですが、カーテンを開けて寝た場合、朝早い時間から日光が部屋に入ってきます。
すると当然目が覚めるわけで、それが自然でいいんだと言う専門家の方が結構いるのですが、就寝した時刻が遅ければ、単に睡眠不足のまま目が覚めるだけでしょう。
結果、日中に眠気が襲い集中力も低下するわけです。これでは本末転倒です。(もちろんこのやり方でうまくいっている人はいいですが)
科学的な話で言うと、ちょっとした光でも睡眠を妨げることがわかっています。
寝るときにオレンジ色の常夜灯をつけていると眠れないと言う人が一定の割合でいます。
私もそのタイプですが、実際にそういったわずかな光でも睡眠効率が落ちると言う研究結果もあります。
ちなみに私は極度のHSP(ハイリーセンシティブパーソン=超繊細・敏感人間)の診断結果が出ているので余計そうなのですが、
部屋は遮光カーテンを二重にして、さらにアイマスクも二重にしているのに、
日当たりが良すぎる部屋ということもあり、朝になると二重の遮光カーテンの隙間から入ってきた光が、さらに二重のアイマスクを通り抜けてわずかに入ってきて、
そのわずかな光で目が覚めてしまうほどです。。
そもそも、目をつぶっていてもまぶたを通して光は入ってきますし、もっと言うと、
【 全身の皮膚に光をキャッチする受容体がある 】
ことが科学的な研究でも判明しています。
コーネル大学の実験では、眠っている被験者の膝(ひざ)の裏に25セント硬貨位の大きさの光を当てる実験を行ったところ、
真っ暗な部屋で眠っているにもかかわらず、メラトニンや体温に変化が生じることがわかりました。
また、ブラウン大学の研究でも、網膜で光を認識するロドプシンという物質が、皮膚の細胞でも作られていることが判明しています。
(参考「SLEEP 最高の脳と体を作る睡眠の技術」)
つまり、目を閉じていても、まぶたから光は入ってきますし、
さらに目をしっかり覆って光が一切入ってこなかったとしても、
体の皮膚自体が光をキャッチしてしまう
ので、睡眠効率が低下するリスクがあると言うことです。ようは、
【 睡眠効率をマックスに高めるには、わずかな光もない真っ暗な部屋がベスト 】
と言うことになります。
ベストセラー「SLEEP」によると、睡眠の研究者の話として、
「顔の前に手を持ってきても、手が見えない位の暗闇で、睡眠をとることが推奨されている」
とのこと。簡単に言えば
「真っ暗な部屋で寝なさい!」
ってことですね(-。-;
私自身はそうしたいのですが、部屋の構造上、どうしても難しいので、
近々一度、窓の一切ない部屋が1つあるので、そこで寝てみようと思っています。(結果はプチメルマガで報告予定)
というわけで、睡眠効率を最大限に高めたい場合は、わずかな光も注意したほうがよさそうなので、
心当たりがある方は、可能なら一度その部分を改善できないか検討してみてください。
それではまた。