- 2023-7-6
- 受験を突破する健康管理術
こんにちは、中西です。
私が運営している第二領域コーチングのプログラムでは、多くのメンバーさんの生活習慣のチェックを毎日しています。
皆さんの運動のルーチンチェックも毎日してるのですが、目に見えて体力が向上している人が何人もいます。(スマホのアプリで記録してる人が大半)
プログラム参加当初は1日1万歩を習慣にしていた人が、参加から2ヶ月ほどで毎日20,000歩以上を平気で歩くようになっていたり、
家のマシンで30分ウォーキングをしていた人が、いつの間にか数日に一回小走りになり、気づいたら毎日ランニングになっていたり。
そういう人が何人もいるので、ミラーリングの効果のせいか私まで影響を受けたようで、久しぶりに朝のジョギングを再開しております。
10日ほど経ってますが、初日は普段使わない筋肉を使ったせいで太ももやらが筋肉痛だったのに、あっという間に慣れて、どんどん体力がついているのがわかります。
こんなおっさんでも運動したら体力がつくわけです。86歳から筋トレを始めて一気に若々しくなった「奇跡の90代」(70歳位にしか見えない)の大村崑さんみたいな人もいるので、
その子供以下の世代の人間が運動すれば、体力をつくのはある意味当然ですね。
さらに、私の実感としては体力がつくだけでなく、肌ツヤまで明らかに良くなってきています(´ー`*)
「ジョギングをしている人は、見た目が若い」
という話をしている人も結構いたのですが、どうもウォーキングより、この点ではジョギングが上回る気がします。よく
「ジョギングは老けやすい」
という話もありますが、やりすぎなければいいんじゃないか?と思い始めておりました。
そこで、この点について、科学的な検証がされていないか調べてみたところ、やはり
【 運動をすると、肌が若返る 】
ことを科学的に実証していた研究がありました。
ポイントは「若返る」です。時間を巻き戻すと。
カナダのマックマスター大学の研究で、運動は単に肌を若く保つことができるだけでなく、
「肌を若返らせる効果」
がある可能性もあり、しかも
「年齢を重ねてから運動を始めた人にも効果がある」
可能性があるようです。「ニューヨークタイムズ」が伝えていました。
▼参考:Younger Skin Through Exercise – The New York Times
https://archive.nytimes.com/well.blogs.nytimes.com/2014/04/16/younger-skin-through-exercise/?_php=true&_type=blogs&ref=health&_r=0
まず、マウスの実験で、運動しなかったマウスがすぐに弱って、病気になったり毛が抜けたりしたのですが、
定期的に運動させたマウスは、脳、心臓、筋肉、生殖器を健康な状態を保てて、毛が抜けたり、白髪になることもなかったそうです。
そこで、今度は人間(20歳から84歳の男女)にも同様の実験を行ったところ、
定期的によく運動している人の場合、40歳以上の人たちの皮膚は、65歳以上の場合でも明らかに年齢より若く見えて、20代〜30代の肌に近かったようです。
興味深いのは、運動をしていない65歳以上の人に、定期的に運動をするようにしてもらったところ(30分位の中程度の運動を週2回)、
皮膚が運動を始める前より若返っていて、3ヶ月後には20代から40代位の肌に見えたもよう(゚o゚;;
余談ですが、ダウンタウンの松ちゃんとかも、還暦なのに腕とかツルっツルですからね笑
この実験は、被験者が数十人と規模が小さいのでこれだけで判断するのは難しいですが、それでも
「運動すると、若返る」
というのは、やはりほぼ正しいと言えるでしょうね。成長ホルモンも出ますし。
もちろん現在20代位の若い人でも、運動による美容効果はありますので、老若男女、誰にとっても健康と美容のためには運動は大事だということになります。
この数日は真夏並みのヤバい暑さですので、外で激しい運動をするのは危険ですが、
うまく工夫して運動を日常生活に取り入れていきたいものですね。
それではまた。
※参考
Endurance exercise rescues progeroid aging and induces systemic mitochondrial rejuvenation in mtDNA mutator mice | PNAS
https://www.pnas.org/doi/abs/10.1073/pnas.1019581108