- 2024-1-16
- 受験を突破する健康管理術, 未分類
こんにちは、中西です。
先日「入浴する回数が増えるほど、風邪やインフルエンザのリスクが低下する」という研究を紹介しました。
シャワーでは不十分だったわけで、入浴することで、体の深部体温が上がり、風邪や病気の予防効果が高まるということです。
同じ観点で、冬場に寒くなりやすい
「足元を暖かくする重要性」
の研究がないか調べてみました。
特にエアコンを利用していると、足元が寒くなりやすいですが、その温度の違いによって、何か健康やパフォーマンスに変化がないかという疑問です。
そうしたところ、慶応義塾大学が2年前に興味深い共同研究をしていました。
ガスの供給事業者の団体が中心となり、住宅関連の団体や大学関係者が参加して発足した暮らし創造研究会との共同研究ですが、
この研究では、住宅における足元の暖かさが健康に与える効果を検証していました。
その結果、
【 足元を暖かくしておくと、健康リスクが減少する 】
ことがわかったようです。
リスクが低下していたのは、高血圧・アトピー性、皮膚炎・子供の中耳炎など。
高血圧は「万病のもと」と言われていて、脳や心臓や血管などに負担をかけ、様々な病気の原因になります。
その意味で足元を暖かくしておくことで、高血圧のリスクが低下すると言うのは、他の病気も含めて、健康リスクを低下させる可能性を示唆していると考えられます。
足だけお湯につける
「足湯」
というものもありますが、これも健康に効果があると言われています。
足裏のツボで健康になるという話も有名ですが、人間の体の1番下部にある足をケアすることで、体全体に好影響を及ぼすということでしょう。
空気も血液も冷たいほど下に集まりやすいので、足を温めることで、暖まった血液が上に上がって循環するので、
血流が良くなって健康になる、という要素もあると思います。
そのプロセスで体温も上がって、免疫力も上がっていくと考えられます。
以前、このメルマガでも紹介しましたが、足元を暖かくするマットや電気足温器なども売っていますので、足元が寒い人は、そういうものを利用すると良さそうです。
あるいは、私の中で一昨年から必需品となり、何度もこのメルマガで紹介したレッグウォーマーも、膝から下が寒い人には超オススメ。
レッグウォーマーは当然電気代もかかりませんし、毎年使えるのでコスパは最強だと思います。
個人的に1番良かったのはこちら。国内の専門工場で作られています。
▼温むすび レッグウォーマー【健康足首ウォーマーロング フリーサイズ】新潟県自社工場製
また、「その場で足踏みをする」だけでも足を暖かくすることはできますので、
時々椅子から立ち上がって足踏みをするのもお勧めです。
今は1年で最も寒く体調を崩しやすい時期なので、足元のケアを油断して、
健康面で足元をすくわれないように(!)
していきましょう。
【参照】慶応大学のプレスリリースの全文PDF
https://www.keio.ac.jp/ja/press-releases/files/2021/12/15/211215-1.pdf