- 2016-11-12
- おすすめ記事, 勉強のやる気アップ法, 受験の意味を考える, 受験を突破するマインドセット, 受験を突破する生活習慣術, 模試の対策テクニック
こんにちは、中西です。
先日、オンライン自習室のメンバーの大学
受験生Kさんが、こんな投稿をしていました。
「誰か私を褒めてください!模試の日は、
普段なら家に帰っても勉強しないのですが、
昨日は帰宅後もしっかり勉強しましたヽ(´▽`)/」
↑記憶をもとに書きましたが、
おおむねこんな内容。
つまりこれまで模試を受けた日は、疲れ切
って帰宅しても勉強できなかったのに、
今回は帰宅後も勉強できたと。
たしかに模試というのは、ふだんの生活に
はない緊張感がある上に、かなり長時間頭
をフル回転させますから、ほとんどの人は
模試終わりはクタクタになります。
そこでなんとなく「今日は模試を受けたか
ら勉強したみたいなもんだし、もう今日の
勉強はいいかぁ(´-`)」なんて考えてし
まいやすいのですが、
Kさんはそこからもうひと踏ん張りして、
その日の勉強をしたわけです。
これ、私は今までコーチングでいろんな受
験生の勉強報告を見てきましたが、わりと
わかりやすく差が出るところではないかと
思っています。
私が見てきた限りでいうと、「模試を受け
た日はもう勉強しない」と言ってダメにな
るということはないですが、
模試を受けた日も帰宅後にしっかり勉強し
ている人は、普通以上の結果を出している
受験生が多かったです。
本当にヘトヘトに疲れ切ってもう勉強でき
ないくらいなら、さっさと寝て次の日に早
く起きた方がいいでしょうが、
そこまでではないなら、模試終わりに
“もうひと踏ん張り”
して勉強してみてください。
それが当たり前の人はそれでいいのですが、
これまでそうでなかった人がこの“模試終
わりのもうひと踏ん張り”をやれると、
確実にセルフイメージが上がります。
自分の壁を一つ越えたことになるわけですからね。
実はこの手の“もうひと踏ん張り”によって、
自分の中の耐性(意志力)の上限が、まるで
筋肉を鍛えるかのように伸びることが科学的
な研究でも判明しています。
筋肉を鍛えたいなら、筋肉に負荷をかける
必要がありますが、それと同じように意志
力も鍛えることができるということです。
ちなみに、私は意志力・忍耐力に“依存”
しながら勉強を頑張るのは否定的なのですが、
基本それらに“依存”しない(不要な)
仕組みや環境が出来上がっている状態で、
ときどき自分の意志力・忍耐力・精神力を
鍛えるチャレンジを組み込んでいくのは、
自分を成長させる意味でいいことだと
思っています。
とくに柔軟性が高い10代であれば、自分を
鍛えた分だけその後(20歳以降)に様々な
分野で潜在能力を開花させられる可能性も
上がりますからね。
というわけで、模試が終わった日は疲れて
いると思いますが、本当にヘトヘトな場合
を除き、まだ少し勉強できる余力が残っ
ている感じなら、
1時間でも、30分でもいいので
思い切って机に向かってみてください。
多くの場合、意外に勉強できて、自分で
自分をほめたくなると思いますヽ(´▽`)/
それではまた。