こんにちは、中西です。
世界的に大きなニュースになっているのでご存知の方も多いと思いますが、
Threads(スレッズ)
というTwitterのようなSNSサービスが、7月5日のリリース開始から2日間で、登録者が3000万人を突破しました。
このスレッズはInstagramやFacebookを運営しているメタ社がTwitterに対抗して出したサービスです。
特にイーロンマスクがTwitterを買収して以降、Twitterがいろいろ改悪をしていて、ユーザの不満が溜まっていたもよう。
今回のスレッズは、このTwitterのユーザの不満をチャンスと捉えて、新しい対抗サービスを出してきた形になります。
調べてみたところ、スレッズの特徴はこんな感じ。
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・テキストは500文字まで
・画像は10枚まで
・動画は5分まで
・いいね、リツイート、引用、コメント機能
・リンクを貼れる
・投稿後の修正は不可
・紐付いているインスタに投稿可能
・ Twitterにシェアできる
・いいねの数を非表示にできる
・ハッシュタグは使えない
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このスレッズは冒頭でお伝えした通り、登録者数がすごい勢いで伸びています。
現在世界中を震撼させているChatGPTですら100万人達成まで1週間かかっていました。これでも、史上最速でした。
ところがスレッズは100万人達成までわずか2時間で、その後も
4時間で500万人、7時間で1000万人、2日で3000万人
という驚異的なスピードで伸びています。
これは、Twitter側は心穏やかではないでしょうね。
早速、Twitterの弁護士が提訴をほのめかしております(・・;)
▼米ツイッター、メタ提訴も スレッズ巡り弁護士が書簡=関係筋
https://jp.reuters.com/article/twitter-threads-idJPKBN2YM1SJ
まぁ私も自分で死ぬほど考えて0から作り出したサービスを、しれっとパクって自分が考え出したようにしている◯◯(動物2匹)業者に何度も何度も遭遇しているので、Twitter側がどういう気持ちになっているかは非常によくわかります。これは体験した人にしかわからない感情かと。
ただユーザーはそんな事は考えませんので、Twitter側が提訴とかしても、この勢い自体を止めることはほぼ不可能だと思いますね。
それより気になるのは、スレッズがTwitterに取って替わるメディア・SNSになるのか?です。
一般論で言うと、その分野のパイオニア企業(サービス)で一度市場を独占した企業(サービス)というのは、その後もずっとトップであり続けることがほとんどです。
これはリアルでもネットでも同じなのですが、後発組がパイオニアかつ市場を独占している状況に勝負を挑んで、市場を奪い去って勝利するのは非常に難しいです。
ただ、今回は、運営企業がFacebookやInstagramを運営しているメタ社なのと、インスタと紐付いてもいるので、
Twitterが弱ってきている場合、完全に上位互換のサービスをリリースできれば、数年かけてスレッズがTwitterを喰う可能性はそこそこあると思います。
国内で先発組のミクシィが、Facebookに喰われたように。
ただし、Twitterはもう短文投稿のジャンルで、十数年もトップを独占してきたので、「スレッズが完全にTwitterのユーザを奪う」というより、
短文投稿SNSの二大巨塔
みたいになっていくかもしれません。ヤマト運輸と佐川急便みたいな。
個人的には、スレッズの500文字まで文章を書ける点がいい気がしています。
Twitterも最近長文が投稿できるようになりましたが、基本は短文ですからね。
私自身はTwitterは1年半以上利用していないのですが、スレッズは本格的にやってみようかなと思っています。
スレッズの利用については、もう少しお伝えしたいことがあるのですが、長くなるのでまた改めてお伝えします。
それではまた。