- 2022-5-14
- おすすめ記事, 勉強のモチベーションアップ
こんにちは、中西です。
学生時代によく思う疑問の1つに「なんで勉強する必要があるのか?」と言うものがあります。
これについての答えはいろいろあると思いますが、現実的な答えを1つ言うと
「お金を稼げるようになるから」
です。
厳密に言うと勉強するだけで稼げるようにはなりませんが、勉強しないと稼ぎ続けることができません。つまり勉強は稼ぐための必要条件だということですね。
これを表すエピソードがあります。
その昔、紀元前6世紀ごろに哲学者のタレスと言う人物がいましたが、哲学をやっている割に貧乏だったので「学問は役に立たない」と非難されました。
そこで彼は天文学の知識を駆使して、翌年にオリーブの収穫が豊作になることを突き止めます。
そこからタレスはオリーブの圧搾機械を借り占めまくりました。しかしその年のオリーブは不作だったので変人扱いされたのです。
ところが翌年になるとタレスの分析の通り、オリーブが豊作になります。しかしタレスが圧搾機械を持っているので、村人はタレスからお金を出して借りるしかありませんでした。
こうしてタレスは大金を手に入れ、勉学を馬鹿にしていた人たちを見返すことに成功しました。
これは1つの例ですが、資本主義社会において勉強することが稼ぐ力につながると言うのはこういうことです。
残念ながら学校ではそんなことを教えてくれませんけどね。何ならお金を稼ぐ事は汚いこと位のニュアンスがあったりしますから。
学校は構造的に「お金を稼ぐ」ことと正面から向き合わないので(先生自身も商売したことないどころか、民間企業で働いたことすらないため)仕方ないかもしれませんが。
勉強しない人は誰か(or何らかの組織)に依存するしかなくなるので、本質的には奴隷になって終わりです。
自分らしい、自分がコントロールできる、自分自身の人生を生きるなら、勉強するしかありません。
そしてそのための勉強は楽しいものです。
それではまた。