- 2016-7-13
- おすすめ記事, 受験を突破するマインドセット
- プチ笑い有り
こんにちは、中西です。
前回、前々回と、
について考えてみました。
ちなみにこの2回で解説している18歳には、
こういう↓18歳は含まれておりません。
<今日のニュース>
彼女できない腹いせ…少年ら10人がバイクで“暴走”
http://news.tv-asahi.co.jp/
「リーダー格の少年(18)がバレンタイン
デーまでに彼女ができなったことを理由に
仲間を集め、
腹いせに暴走行為を繰り返していました。
取り調べに対していずれも容疑を認め、
『東京のパトカーは埼玉には来ないと思った』
などと供述しています。」
・・・コントでもここまで笑えるのは
最近なかなか無いと思います。
しかも今もう夏なのに、バレンタインて(笑)
引きずりすぎ。
まあこんなアホにも私と同じ一票の
選挙権があると思うと悲しくなりますが、
仲間目線で見てもこの理由で暴走
するリーダーとか絶対嫌ですよね(ノ_-。)
「そんなんだから彼女ができない」
という人生の真理に彼が気づくのは、
もうちょっと先になりそうです。
日本の平和をかみしめつつ、本題へ。
前回は、
「高校受験」から「大学受験」にいたる
この年齢独特の“内面の変化”によって
生じるモチベーションの変化を解説。
今回は、前回の続きとして、
もう一つ別の角度から受験生の内面
(モチベーション)について考えてみます。
実は私自身は中学時代は成績が良かったので、
「高校受験」ではそれほど苦労しませんでした。
まあそれなりには大変でしたが、自分の
学年における順位であれば、目指す高校は
ほぼ確実に受かるのが相場だったからです。
実際、合格できました。
ところが、高校に入ったとたんに勉強を
全くしなくなったため、学年順位はビリ
から数えたら1秒後に私の名前が見つかる
ような順位になりました・゚・(ノД`;)・゚・
そういう背景もあって、高3になって
受験生といわれる学年になったとき、
私は大学受験というものに猛烈に
ビビってしまったのですヽ(;´Д`)ノ
とにかく学年でこんなに底辺にいる自分が、
あと1年にも満たない期間で、大学なんて
受かるのかと。
今でこそ勉強法の本やそれ系のサイトは
吐いて捨てるほどありますが、当時は
その手の情報は今ほど世に出回って
いませんでした。
また、受験生の人数も今より多かったのと、
大学の数も少なかったので、大学の
「入りやすさ」でいうと現在の大学受験
よりは入る難易度は高かったのではないか
と思われます。
が、そういった諸々の事情をふまえても、
「受験をはじめた当初、あんなに
『大学受験』にビビる必要はなかったな」
というのが正直な感想です。
高3のちょうど今ぐらいの時期
(1学期の終わり頃)、私があんなに
「大学受験」をこれから乗り越えること
に恐れおののいていたのは、ようは
“未経験ゾーン”
のことだったからです。
人は未経験のことにチャレンジせざるを
得ないとき、恐怖心を抱きがちです。
加えてその情報も少なかったので、
必要以上に猛烈にビビってしまった
のだいえます(まあ私の性格による
部分もあるでしょうが。ちなみに
こういうのを関西弁でヘタレといいます(ノд-。))
その証拠に、浪人してからは別人のように
パワフルに勉強できました。一通り大学
受験を経験したので、受験勉強の要領や
ポイントが感覚的によくわかったからです。
一通り経験して受験が終わってみて思うのは、
やはり“ビビりすぎる”のは良くないということです。
これは何においてもそう。
上記はあくまで私の当時の内面的な話ですが、
これまでプログラムのメンバーや読者さん
から頂いた多くの相談などを見ていても、
高2の後半~高3の夏休みあたりまでは、
私と同じような“大学受験に対して必要以上に
ビビりすぎる”人が少なからずいるようです。
何かのチャレンジにおいて
“細心の注意を払う”のは重要ですが、
“必要以上にビビりすぎる”
のはマイナスの影響しかありません。
そうなってしまうのは、上記の通り
未経験ゾーンだからという理由と、
情報不足によるものです。
未経験でも受験に関する情報をしっかり
手に入れて勉強法や受験というものを
理解していれば、
まじめに真剣に取り組む必要はある
にしても、“必要以上にビビる”こと
はなくなります。
大半のスポーツがそうですが、やる前に
精神的にビビってしまうと、まず相手に
勝てません。私がやっていたテニスも
その典型ですが、精神的に
「おりゃーっ!負けてたまるか!」
と前のめりになっている状態が、
最低限の条件です。
スポーツで相手にビビってる人が
勝つことは、まずありえないのです。
受験も精神的にはそれと全く同じなので、
ぜひ受験そのものにビビりすぎないよう
にしてほしいと思います。
ちょっとビビりすぎていると感じるなら、
情報をもっと手に入れてください。
自分と同じような状況から合格した先輩
の体験談なども読んでみてください。
ベタな表現ですが、
気持ちで負けないようにしましょう。
ビビらない、怯(ひる)まない、動揺しない。
不安は誰でもあるものですが、
それに飲み込まれない。
不安と共存しながらも、ビビりすぎないで、
精神的には前のめりの状態。
受験をもっとも“効率的”に突破するには、
この感覚を持つことが重要になります。
それではまた。
「恐ろしいと思えばお化けは
三倍にも大きくなるし、
不安に思えば五倍にもなる。
まだお化けは出ていないんだろう?
出てから対処したらどうだい」 尾形憲勇