こんにちは、中西です。
私は勉強でも仕事でも、何かやっている
ときは、必ずと言っていいほどその作業
時間をタイマーで計測するようにしています。
理由はいくつかあるのですが、とくに重要
な理由の1つとして、タイマーで計ると
「残り時間」がカウントダウンしていく
数字でハッキリ意識できるので、集中力が
高まるからです。
もう1つは、作業によっては同じタイマー
の“カウントアップ”の方の機能を使うことで、
「何にどれくらいの時間がかかっているか(かかったか)」
が正確にわかるようになりますが、それに
よって事前の“見積もりの精度”も上がっ
ていくからです。
見積もりの精度が上がるようになると、
1日の時間配分やスケジューリング能力が
向上するので、当然ながら1日の密度も
上がっていきます。
(余談ですが、私は先日公開した動画で
カウントアップを否定するような話をして
いるので「矛盾している!」とか誤解され
そうですが(笑)、それとは目的が違うの
で矛盾はしません。念のため。
動画の目的はその中で紹介した方法を使っ
て「集中力を高めるため」、
今回は「各タスクの実際の所要時間を
計測するため」。
後者はカウントアップ機能を使う方が
便利なことが多いです)
個人的には、日中は常にタイマー片手に何
でもかんでも計測するくらいがおすすめですが、
慣れていない人や何となく億劫に感じる人
は、すでに「ルーチン」となっている習慣
から計測していくのがおすすめ。
私なら、このメルマガ執筆も毎日必ずやる
ルーチンタスクなので必ず時間を計測していますし、
ほかにも運動・読書・掃除といった生活上
のルーチンや、仕事上の各ルーチンタスクは、
毎回必ず計測しています。
あなたが1日の中で行う勉強や作業の中で、
必ずルーチンの学習・習慣はあるはずですから、
まずはそのルーチンにどれくらいの時間を
毎日かけているのかを計測してみてください。
自分の脳内でイメージしていた時間より、
ずっと時間がかかっていることも少なくあ
りませんので。
その「実際に何分かかっているのかを知る」
リアリティが、今後のために重要なのです。
こういうことをまったくやったことがない
人は、そうやってあらゆる作業の時間を計
測する人を、ちょっと変わった人的な感じ
で見そうですが(´`)、
私の知る限り勉強や仕事ができる人は、
こんなのみんな当たり前のようにやってますからね。
繰り返しますが、こういった時間の計測を
することで損することは何もありません。
計測のために使う時間も手間もエネルギー
もほとんど無し。一方で、やることによる
メリットは多数。やらないと損ですねヽ(´▽`)/
集中することはとても大事ですが、
「何にどれくらい時間がかかっているのか」
がわかっていない(orイメージと実際の
時間がかけ離れている)のに集中だけし
ていても、生産性は高まりません。
本当の意味で高い生産性で1日を過ごすため
にも、ぜひタイマー片手にいろいろと時間
を計測してみてください。
やり出すと意外にけっこう楽しいですしね。
それではまた。