- 2017-4-26
- おすすめ記事, 勉強のモチベーションアップ, 受験が終わった後について, 大学入学前の準備, 志望校・進路の決め方
こんにちは、中西です。
私はこれまで何度となく引っ越しをしてき
ましたが、そのうちの2回、「部屋探し」
で大失敗をしたことがありました。
1回目は大学に入学するときで、時間がなか
ったのと滋賀から上京する資金ももったい
なかったので、
不動産屋さんのサイトに出ていた物件の中
から良さげな部屋を選んで、「下見をしな
いで」そのまま契約をしたのでした。
ところがその後、実際に部屋に行ったら、
想像をはるかに超える部屋の狭さに愕然と
したのです(゚o゚;)
思っていた面積の半分以下くらいの狭い部
屋で(4帖あるかないか)、「こんなとこ
ろで住むのはムリだ」と絶望感にうちひし
がれました。
しかもそのアパートは大通りに面していて、
部屋にいるとめちゃくちゃ車の音がうるさ
いのです。夜中もずっとうるさくて、週4く
らいで暴走族的な皆様もお通りになられて
いました(つД<)・゚。。
隣の部屋との壁も超絶に薄くて、テレビの
音やそれを見た隣人の笑い声が聞こえるの
はもちろん、隣人がツメを切る音まで聞こ
える始末(;゚ロ゚)
同じお笑い番組を見てるときは、隣人と同
時に笑うなんてことは日常茶飯事でした。
(あの気持ち悪さと言ったら。。)
大学のある高田馬場という駅まで「電車で
40分」と書かれていた東村山という場所で
したが(参考:馬場に通う一人暮らしの早
大生で東村山に住むバカはいない)、
朝の通学時間は非常に混むため、実際は
40分どころか1時間半近くもありました(ノД`)・゚・。。
まだまだあるのですが、とにかくこのかな
り痛い失敗経験があったので、社会人にな
って再度上京することになった際は、東京
に行って住みたい駅付近の不動産屋を周りました。
ところが変な時期だったので、なかなかい
い物件が見つかりませんでした。
ようやく見つけたいい感じの1件は、まだ中
に人が住んでいて中を見ることができなかったのです。
ただ、今度は前と違って、不動産屋さんが
その部屋の中を撮影した「動画」がありました。
部屋の中が隅々まで、動画でどんな感じか
詳しくわかるようになっていたのです。
動画を見た私は「今回は動画だし、これな
ら問題ないぜヽ(´▽`)/」と安心して契約
したのですが、
いざ部屋に入ってみると、動画のイメージ
とはかなり違う感じで、部屋が思ってたよ
りずっと狭かったのです。。
たしかに部屋の中身は動画で撮影していた
ままだったのですが、「画面で見る印象」と、
「実際にこの目で見る印象」は、かなり違
っていたのでした。
・・・ああ、天にまします我らが主よ、
私は二度もサイテーの過ちを犯してしまいました。。
で、長々と「部屋探し」の失敗談を書きま
したが、私が何を言いたいのかと言うと、
【 「志望校選び」は「部屋探し」と
ソックリだから注意せよ 】
ということです。
この時期からしばらく、大学受験生は「志
望校選び」をしていく人が多いと思います。
その際に、ネットやパンフレットの情報だ
けで「この大学良さそう」と判断して最終
決定してはいけない、ということです。
理由は上記のとおり、実際にその現場(学
校)に行ってみたら「イメージとぜんぜん
違う(°□°;)」ということになる可能性
は少なくないからです。
「部屋探し」の失敗くらいであれば、また
次に引っ越せば終わる話ですが、「志望校
選び」の失敗は、大げさではなく人生をマ
イナスに変えるほどの影響力があります。
もちろん逆のパターンもあって、「あまり
期待してなかったけど、実際に行ってみた
らすごく良い感じの学校だった!ここなら
通いたい!」と思えるパターンもあります。
いずれにしろポイントになるのは、「部屋
探し」と同様、「志望校選び」も
「実際に現場に行って初めてわかることは多い」
ということです。
ネットやパンフレットや人から聞いた情報
だけを集めて、「ここでほぼ間違いないは
ず」と思っていても、それだけで最終判断
をくだすのは止めたほうがいいでしょう。
ぜひなるべく早いうちに、一度は志望校を
見に行き、それで最終判断をくだすことを
おすすめします。
実際に現場に行って「おお!ここでいい!」
という確信が持てれば、多少のモチベー
ションアップのテクニックなど遙かに凌駕
する、受験勉強の大きなモチベーションを
手に入れることができます。
当然それは勉強の集中力アップにつながる
わけで、その集中力アップによって、交通
費の元もすぐ取り返せるはずです(だから
早めに行く方が得)。
なんでもそうですが、「都合の悪い部分」
をわざわざ自ら紹介する組織はありません
ので、ぜひこういった重要な決定においては、
ネットやパンフだけでなく実際の現場を見
ておく「現場主義」を取るのが重要ですね。
それではまた。