- 2016-10-4
- おすすめ記事, 受験を突破する健康管理術, 受験を突破する食事法
こんにちは、中西です。
勉強の集中力は日中の「食事」に非常に
影響を受けやすいわけですが、その関係
で私は食事に関する本を読むことはよく
あります。
その中でも、とくに少食関連の本を読んで
いると、「空腹を楽しめ!」というワード
が出てくることが時々あるのです。
「空腹」なんてある意味、人間が本能的に
求める状態とは方向性としては真逆の状態
ですから、それを「楽しむ」なんて不可能
に思えるかもしれません。
しかし私自身の経験則でいうと、ちょっと
意識を変えるだけで、
「空腹を一時的に楽しむ」
くらいなら、実はそんなに難しくないと
感じます。
どういうことかと言うと、「空腹感そのも
の」を楽しもうとすると難しいのですが、
「空腹感から得られるメリット」を強く
意識すること
により、おなかがグーッと鳴る状況すら、
ちょっと楽しめるようになるヾ(´▽`)ノ
ということです。
人間は極端に満腹すぎても空腹すぎても、
ベストの集中力を発揮できません。
一方である程度の空腹感があれば、
体が軽くなり、脳が活性化し、意識も
シャープになります。
これは数々の実験でも明らかになっていま
すし、あなたも経験的にわかると思います。
常に何かを食べていて、いつもおなかが満
たされている状態では、いっこうにベスト
パフォーマンスにはいたれないのです。
きっとあなたも、空腹すぎないレベルの
適度な空腹感のある状態で、勉強や部活
などにすごく集中できたことは何度かあ
るはず。
そのときの“調子の良さ”をよく覚えてお
くのがポイントです。
あるいは過去のそういう(軽い空腹時の絶
好調)経験をリアルに思い出す。
思い出して「あの感覚をもう一度味わいた
い!」くらいに思い込む。
過去に自分が経験した“空腹時の調子の良
さ”を強くイメージすることで、実際に空
腹になりかけたときに、その感覚を“ある
種の快感”として自分の脳を洗脳(自己暗
示、アファメーション)することは、それ
ほど難しくありません。
日中に軽く空腹感を感じ始めたら、
「よし、ここから90分がオレの絶好調タイムだ!」
と毎回自分に言い聞かせる。軽い空腹感な
ら、それで実際に集中力は高まることが多
いですから。
そういう体験を何度か繰り返し、さらに知
識としても「空腹感は健康にもパフォーマ
ンスアップにとっても大事なポイント」だ
としっかり理解しておく。
すると、「若干空腹感はあるけど、ここか
らしばらくはそれを上回るメリットがある
から楽しいぜヾ(´▽`)ノ」と感じられるよ
うになってくるのです。
ポイントは、一度でも「空腹時の調子の良
さ」をしっかりと経験することと、
空腹時のパワー・健康効果が知識とし
て頭に多少なりとも入っていること。
この2点が鍵ですね。
長時間ずっと空腹で居続けることは難しい
ですが、軽い空腹感を数時間維持するくら
いなら、それほど難しくはありません。
「ちょっと空腹感がきた
=一番調子の良い時間帯がきた!」
と何度も刷り込んでおけば(また実際に
その調子の良さを何度も体験しておけば)、
「空腹を楽しむ」こと、つまりは
「一時的に空腹感を楽しみながら集中する」
というくらいなら、実はそれほど難しくは
ないということですね。
それではまた。