- 2016-9-9
- おすすめ記事, 勉強の習慣化, 受験を突破する生活習慣術, 目標を設定する
こんにちは、中西です。
実は以前から
「これって毎日やったほうがいいよなぁ」
と考えていたタスクがいくつかあったの
ですが、この1ヶ月くらいで日常生活に
新たに組み込むチャレンジをしていました。
結論から言うと、その複数のタスクを、
すべて完全に習慣化することに成功ヾ(´▽`)ノ。
内容は“ストレッチ”や“短時間でできる
筋トレ”や“瞑想”などいろいろですが、
それまで「そのうちいつかやろう」と思い
続けて、半年~数年もたっていたものを
先月からまとめてやり始めたのです。
はっきり言って、すべて効果がすぐに出る
ような作業ではないので、面白味はほとん
どありません。めっさ地味な作業ばかり。
ただ、そんな「面白味はなくても毎日やっ
たほうがいいよな~」と思うタスクは
誰でも何個かあると思います。
でも、めんどくさくてなかなか始められ
ない、続かないと。
私もそんな「始めたいけどなかなか始めら
れない習慣」が複数あったので、もういい
加減に始めようと一念発起し、先月から
いくつかの習慣をまとめてスタートさせたわけです。
このとき意識したのは、自分の決意や意志
に頼るのではなく「システムを使う」ことでした。
このシステムがどういうものかは機会が
あればまたお話しますが、システムを使う
と、自分でも信じられないほど、それまで
やれなかったことが一気に習慣化できたのです。
で、ここから今回の本題ですが、
「システム」はたしかに強力に習慣化を
サポートしてくれるのですが、それでも
「意志を使わなければならない重大な山場」
が何回かありました。
最初の頃によくあったのが、日中が忙しく
て決めたタスクをこなす暇がなく、複数の
タスクを残したまま、寝る時間が来てしま
うパターンです。丑三つ時みたいな深夜の
ときもありました(>_<)。
こうなると、すーごくしんどいわけです。
もうすぐにでも寝たくて、まぶたが落ち
そう、頭もボーッとしている。でも、決
めたことをやらないといけない。
このとき、心情としては、
「ああ・・・まだあのタスクと、このタスク
と、そのタスクがやれていない。今から
やるのか。嘘だろ。。つらい。つらすぎる(;д;) 」
という状態。
ここでの“考え方(どう考えるか)”が、
習慣化の成功と挫折を分けます。
この状況になったとき、私が考えたのは、
「ここで踏ん張って、寝る前にやりきれば、
今度もし同じ状況になっても乗り越えられ
る体質になる。
逆にここで挫折したら、同じ状況になる
たびに、毎回挫折するクセが付いてしまう」
ということでした。
そこで思い切ってふんばって、なんとか
一度だけ、その“危機”を乗り越える
ことができたのです。
するとその後は、同じような(今日の
タスクがこなせなくなる)“危機”が訪れ
ても、眠い目をこすりながらでも、意地で
も、その日の分を終わらせられるように
なりました。
一度しんどい状況を乗り越えると、同じ
状況が来てもまた乗り越えられる自信が
つくのです。
さらに一度乗り越えたのであれば、同じ
レベルのしんどさくらいでは挫折するわけ
にはいかない、という新たな動機も得られます。
これをひらたく言うと、「勝ちグセ」と
いうのだと思います。
基本、こういった“危険な山場”はできる
だけ起こらないようにすべきです。
実際その後、私は段取りを組み替えるなど
工夫して、今ではほとんどそういう事態は
起こらなくなりました。
しかし新たに何か物事をスタートさせた
ときは、完全に習慣化できるまでは、
システムを使っていても“危険な山場”に
何度か遭遇する可能性はあります。
そういう“危険な山場”に遭遇したときに
「どう考えるか」が、その後の明暗を
ハッキリ分けるのです。
上記のように
「ここが大事だ!ここはつらいけど、ここ
をしっかり乗り越えるかどうかで今後の
人生が変わる可能性がある!
ここだけは絶対、なんとしても乗り越えるぞ!」
と踏ん張れるかどうかが勝負。
もちろん事前にしっかり工夫して、そうい
うシーンに遭遇しないのが一番ですが、
何事も長期的にやろうとすると“山場”に
出会うもの。
しかし“山場”はわりと短時間で終わること
が多いので、その短時間だけ
「おりゃっ!」
と踏ん張れるかどうかが、習慣化を成功
させる上では本当に大事です。
それができると、日常生活の景色が
ガラっと変わりますよ。
あなたも新しく何かを習慣化させようと
したら、きっとどこかに“山場”があります。
システムを利用するのは非常に大事ですが、
それに加えて、
システムを活かしきれるかどうかの
“山場”がどこにあるかを「見極める目」
と、
それを乗り越える「短時間限定のふんばり」。
この2つが、最終的に習慣化を成功させる
コツですね。
それではまた。