- 2017-3-26
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こんにちは、中西です。
今回は、3回に分けてお届けした「おすす
め英単語帳」シリーズの最終回になります。
ラストにご紹介する英単語帳は、これまで
ご紹介してきた英単語帳とは“タイプ”が
違うのですが、
暗記効率でいうと、もの凄いパフォーマン
スを発揮してくれます。
実際、私も持っていますが、もうめちゃく
ちゃ覚えやすいですヽ(´▽`)/。
「覚えやすい」というのと、やっていて
非常に「楽しい」です。
はっきり言って、全く単語の勉強をしてい
る気がしません(いい意味で)。
勉強というか、私の場合、勉強の合間のリ
フレッシュがわりにこの英単語帳を読むこ
とも多いです。理由は読んでて楽しいから(笑)
その意味では、私が大好きな「DUO」を超えていますね。
その強烈に「覚えやすい」&「楽しい」英単語帳がこちら。
まず、ここまで紹介した2冊の英単語帳と
共通している点は、
「絵で見ながら覚えることができる」
という点です。
「絵とセットで覚える」のが非常に暗記効
率が良いことが実証されている点は、前々
回も書いているので省略。
で、他の2冊とこの英単語帳の何が決定的に
違うのかというと、
—————————————
「本の見開きが1つのシーン(風景・場面)
になっていて、そのシーン(風景・場面)
の中に存在するたくさんの物(のイラスト)
ごとに、英語と日本語の意味が書かれている」
—————————————
という点です。
つまり、これまで紹介してきた「絵と一緒
に覚える」英単語帳は、英単語ごとに、そ
の単語の表すイラストが付いていました。
それでもかなり画期的なのですが、今回の
「パッと見てわかる!英単語イラストブック」は、
単語とイラストがセットになっているのは
もちろん、そのセットを
「1枚のシーン(風景・場面)」の中で
多数まとめて覚えられる
のです。
これ、分かる人には分かると思いますが、
脳のメカニズム的にはものすごい効率的な
方法論なのです。
マインドマップやそれを利用した学習マッ
プ的な手法が以前大ヒットしたのも、ようは
「物事を1枚の絵として暗記する」
という点が、脳の暗記メカニズムに非常に
理にかなった方法だったからです。
1枚の絵の中で(or1枚の絵として)覚える
ということは、その1枚の絵の中にある他の
イラストとまとめて一緒に頭に入るため、
脳の中で記憶のフックとして各イラストが
リンクしあうので、
「覚えやすく、忘れにくい」
という形で暗記できますヽ(;▽;)ノ
この「パッと見てわかる!英単語イラスト
ブック」は、本の見開きごとに1シーンに
なっているので、そういうシーン(風景・
場面)が数十個もあるわけです。
たとえば、「リビング」というシーンでは、
お母さんがソファに座っていて、お父さん
が横になって雑誌を読んでいて、子供達が
テレビに向かってゲームをしていて、犬が
寝ています。
そのシーンの中に出てくる絵、たとえば
「ソファ」「テレビゲーム」「ごみ箱」
「観葉植物」「貯金箱」「天井」「エアコン」
などなど、各イラストごとに英語とその意
味が書かれています。
また、登場人物が漫画の吹き出しのように、
「あ、あのドラマ録画しなきゃ!」(お母さん)
とか
「やっぱり家が一番落ち着くなあ」(お父さん)
といったそのシーンにあった短いセリフも
書かれているわけです。
「教室」というシーンでは、女の先生が小
学生十数人の前で授業をしていて、
「黒板」「教卓」「金魚」「通信簿」
「分度器」「筆箱」といった物から、
「よそ見をする」(子供)、「遅刻する」
「手を上げる」「授業中に寝る」
「音読する」「片思い」
なんてものまで、教室内で起こっている
出来事や置いてある物を【1枚の絵の中で】
まとめて覚えることができます。
そういったシーンが、たとえば
「図書館」「カフェ」「コンビニ」
「レストラン」「映画館」「遊園地」
「公園」「銀行」「商店街」「書斎」
「美容院」「会社」「バー」「スポーツ観戦」
などなどなど、90個以上のシーンの中で
覚えられるようになっています。
従来の、「英語=日本語の意味」という
1対1のセットを、無理やり繰り返して脳に
記憶させるやり方とは、どえらい違いだなと(°□°;)
こういう形で1つのシーンの中で単語を暗
記すると、ここまでストレス無く、むしろ
楽しみながら暗記できるとは、本当に衝撃です。
繰り返しますが、この本に限って、私はま
ったく「英単語の勉強をしてる」感覚が無いです。
「DUO」ですら勉強している感はありましたからね。
イラストは完全に女子向けのゆるい絵なので、
「こち亀」とか「ドラゴンボール」とか
「北斗の拳」みたいなまゆ毛が濃い絵で育った私は
最初心配でしたが(笑)、一瞬で慣れたので、
男子も大丈夫だと思います。
掲載数も2133語なので、先日ご紹介した
「会話編」の1100語の倍近くありますので、
ボリュームも十分かと。
何より楽しいのでそのボリュームとかを、
全く感じさせないのが素晴らしいと思います。
シーンごとに分かれているので、自分が
好きなシーン・覚えたいシーンだけ利用して、
使いそうにないシーンは無視するといった
形で取捨選択できる点も◎。
この英単語帳を自分の中でどういう位置づ
けにするかは人によると思いますが、ここまで
「覚えやすい」「楽しい」
「勉強してる気がしない」
の3拍子そろった英単語帳というのは
滅多に無いので、これから英単語を勉強
したい人は、選択肢の1つとして参考にし
てみてください。
それではまた。