- 2015-8-21
- おすすめ記事, 効率的な時間管理術, 受験を突破する生活習慣術
こんにちは、中西です。
私は今の仕事では
「今日が何曜日か忘れる」
なんてことはほとんどないのですが、
フリーランスのライターをやっていた頃に、
曜日感覚がほとんど無くなっていた
時期があります。
つまり今日が何曜日か
平日なのか土日なのか、
わからなくなることがあるのです。
企業取材の仕事を中心にやっていた頃は
(企業は土日が休みですので)
まだ曜日感覚はあったのですが、
ある仕事をしばらくやっていた頃などは、
「締切までの残り日数」
だけを頭に入れておけばよくなったので、
ときどき今日が何曜日か全く
思い出せなくなることがありました(。´Д⊂)
そんなある日の夕方、
池袋駅(巨大ターミナル駅なので人が多い)
の中を歩いていたら
珍妙な現象に出会いました。
何があったのかわかりませんが、
すれ違う人すれ違う人が、
みんなありえないくらい満面の笑顔なのです。
こんな現象は初めて遭遇しました。
なぜかその日だけ、駅にいる人
ほとんど全員がみんなにこやかで、
駅全体にすご~~く楽しげなヽ(´▽`)ノ
優しい雰囲気が漂っていました。
とにかくみんなが笑っています。
何が起こったのかさっぱりわかりません。
「一体なんだこれは!?
今日は池袋で何か楽しい
一大イベントでもあったのかな?」
と思ってよくよく考えてみたら、
原因がわかりました。
その日は花の金曜日だったのです(笑)。
しかも時間は夕方18時ごろ。
つまり「金曜日の夕方」という
1週間の中でもっとも開放感があふれるピークの時間帯に
駅中を歩いていて、
これからまさに多くの人が
楽しい週末に入るその瞬間に遭遇したのでした。
だから、みんな1週間で1番の
満面の笑顔だったというオチ。
その開放感は、
私も何百回も経験してるので
気持ちは当然わかるのですが、
それにしても金曜日の夕方って、
駅全体がここまでいつもとガラッと
雰囲気が変わるものかと驚いたものです。
問題はここからです。
金曜日の夕方の
あのものすごい開放感、
週末に向かうワクワク感によって、
そのままつい
「夜更かし」
してしまう人が多いわけです。
しかし、
説教くさい感じになって恐縮なのですが、
「週末の夜更かし」
は、できる限り避けた方がいいです。
(とくに受験生)
なぜなら、数々の調査でそれが
【 平日にかなりの悪影響を及ぼす 】
ことが判明しているからです。
たとえば昨年、
文科省が「睡眠と生活習慣」に関して
初めての調査を実施したのですが、
その調査の結果、
休日の起床時間が
平日よりも2時間以上遅れる
ことが
「よくある」
と答えた小学生のうち54.4%が、
「午前中、授業中にもかかわらず
眠たくて仕方がない」
と回答したのです。
「ちょっと眠い」とかではなく
「眠くて仕方がない」ですよ!
一番元気なはずの午前中に(゚д゚lll)
さらに中学生だと72.5%、
高校生にいたっては84.3%
を占めることがわかりました。
出典:文科省が初調査 「睡眠不足」高校生の3割 (日本経済新聞)
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG28HC6_R00C15A5CR0000/
つまり
平日は6時に起床している人なら
休日に8時以降、
平日7時起床なら休日に9時以降に
起床しているような人は、
かなり高い確率で平日の午前中の授業は
「眠くて仕方がない」
状態になるということです。
授業中に「眠くて仕方がない」ということは、
つまりは午前中の授業はまともに
受けられていないということになります。
では、これについては
どのように対策すればいいのか。
私の見解を書くと以下のとおり。
※以下、優先順位の高いものから
—————————————————-
1、週末は夜更かししない。
(理想はいつも通りに就寝。)
2、もし週末に夜更かしした場合、
朝はいつも通りに起きるか、
少しだけ遅く起きるようにする。
(いつもより大幅に遅れて起床しない)
3、もし週末に夜更かしして、
さらに起床時間も遅くなった場合、
最悪「日曜日の夜」だけは
いつも通りorちょっと早めに寝る
(「日曜の夜更かし」だけは避ける)
—————————————————-
・・・このようにすごすのがコツですね。
受験生でも休日を取ること自体
はいいと思いますが、
休みを取ることよりも
「生活リズムが大きく狂う」
ほうがよほど問題なのです。
休み明けに
「午前」という勉強のゴールデンタイム
を「眠くて仕方がない」ような
死んだ時間帯にしないためにも、
せめて受験生の間だけでも
休日だからと夜中まで浮かれすぎないように
した方がいいですね。
それでは良い週末を!
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