- 2016-12-5
- おすすめ記事, オンライン自習室関連, 効率的な勉強法~中上級編~, 効率的な勉強法~基礎編~, 受験を突破する記憶術
こんにちは、中西です。
最近自分の英語力のリハビリをかねて
DUOを再読しているのですが、
やはり改めて思うのは「音読」すること
の重要性です。
DUOの例文そのものはほとんど忘れ去って
いたので、再読とはいえ感覚的には一から
やっているのとあまり変わりません。
そのときに、「黙読」と「音読」で記憶へ
の定着率を比較しているのですが、桁違い
に「音読」のほうが記憶に残りやすいです。
例文を初めて読んで、数日たってから確認
してみても、やはり音読した例文について
はしっかりと記憶に残っています。
考えてみれば当たり前で、黙読よりも音読
のほうが“使う五感の数”が多いため、
その分思い出すときも、音読時に使った
複数の五感の記憶から思い出せるわけです。
つまり「音読」と一口でいっても、
「目で見る」→「口に出す」→「耳で聴く」
という複数のプロセスを踏んでいるので、
その利用した感覚分だけ記憶を想起(思い
出す)ときのフックが多いのです。
結果、黙読よりも音読のほうが思い出しや
すくなります。
そもそも「口に出す」という部分が、もう
インプットというより半分アウトプットで
すからね。インプットしながらアウトプッ
トしちゃってるわけです。そりゃ記憶に残り
やすいに決まってますヽ(´▽`)/
これはもちろん英語の文章だけでなく、
文系なら古文漢文などの(ある種の)語学
系の科目では確実に有効ですし、それ以外
でも暗記系の大半で記憶への定着率は黙読
より高いです。
以前、私が中学・高校時代に一番記憶に残
った勉強法は「暗唱」だったという話をし
ましたが、
結局「暗唱」というのも、最終的に文章を
見ないだけで、本質は「音読」です。
とくに暗記する初期段階においては、この
ケタ違いに記憶に残る勉強法を使わないの
はもったいないですね。
たしかに音読は黙読よりもスピードは落ち
ますが、その落ちた分を補って余りある記
憶への定着率がありますから。
なお、一般的な自習室では音読は難しいで
すが、こんな裏技もあります。
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ついでに言うと、昨夜募集は終わりました
が「オンライン自習室」なら、上の裏技さ
えも使うことなく、
音読しながら、人に見られる緊張感の中で
勉強できるという他の場所では絶対不可能
なウルトラCの環境が手に入ります。
(音声は基本消音にするため。最近は
音あり専門の自習室も作りましたが)
記憶への定着度合いを高めたい人は、
直前期で時間があまり無くても、
黙読より遅くて多少めんどくさくても、
できる限り「音読」のパワーを利用した
ほうが得策ですね。
それではまた。