こんにちは、中西です。
言うまでもない話ですが、
試験の本番は「時間が勝負」です。
センター試験はなおさら
そういう傾向が強いわけです。
そこで過去問をするときは、
「制限時間」を計りながらやるのが
必須ですが、このとき
「大問ごとに何分やるか」を
あらかじめ決めていることも多
いと思います。
たとえばセンター国語であれば、
小説は○分、評論は△分、
古文は□分、漢文は◇分・・・
という形で各大問ごとに
何分で解くか決めていると。
で、タイマーを使ってその自分で
決めた大問ごとの制限時間を守って
過去問をやる。
ここまではいいのですが、
注意しておいかないといけないのは、
本番ではタイマーではなく
「時計」を使うという点です。
タイマーによる過去問演習の場合、
1秒ごとにカウントダウンしていく
タイマーの「残り時間」の数値を見ながら
問題を解いていくことになりますが、
このパターンに慣れすぎると、
本番でいきなり「時計」を使って
問題を解くパターンになって
戸惑うことになります。
実は私が高3のときのセンター試験で
これに超戸惑いました。
上の例でいうと、
古文は15分、漢文は10分などと決めていて、
過去問では
タイマーで15分に設定して計測したり、
国語としてまとめてやるなら80分で
設定してやったりするわけですが、
本番では
タイマーではなく「時計」を見ながらの
勝負になります。
すると、残り時間のチェック方法としては、
「○時○分までが古文、
△時△分までが漢文」
という形になるため、
タイマーのようなカウントダウン方式で
「残り時間」を数字でチェックする
やり方とは要領がかなり違ってくるのです。
この違いに本番で気づいたら
焦りますよ(゚口゚;
過去問をやるときに
制限時間を設定してやるのは大事ですが、
「タイマー」で時間を設定してやる方法に
慣れすぎ、「時計」で計測する練習・
シミュレーションを一切していないと、
本番でその違いに思わぬ焦りが
生じてしまいますので
注意しておいてください。
国語なら試験は何時何分から
スタートするのは事前にわかっている
わけですから、
「予定通りスタートした場合は、
○時○分までが小説、□時□分までが評論」
と決めておいたほうがいいですね。
過去問もできるだけ
本番で使う時計を使って、その時計で
計測することに慣れておきましょう。
限りなく本番と同じ状態で
過去問をやっていくことがポイントです。
それではまた。