- 2017-4-16
- おすすめ記事, その他・雑談, 受験が終わった後について
こんにちは、中西です。
誰でも若い頃に「自分の将来」を思い描くとき、
なりたい職業や理想の生活など、
“とても明るいバラ色の未来ヽ(´▽`)/”
が待っていると信じています。
ところが年月と共に、「思い描いていた未
来」と「現実」のギャップが少しずつ少し
ずつ生じて行く・・・というのが、
おそらく人類誕生以降、ほとんどすべて
の人間(少なくとも99%以上)が経験し
てきたパターンではないかと思われます。
「10代に思い描いた通りの人生」を完璧に
予定どおりに歩んだ人がいたら、人間とは
思えないので一度会いたいものですが(笑)、
たぶん世間的な成功者を含めても
かぎりなく皆無に近い人数でしょう。
そのこと自体が悪いわけでも悲観すべきこ
とでもなく、現実と理想のギャップに気づ
いてから、どうやって現実と闘っていくか
が大事じゃないかと思うわけです。
正直、私ごときがこんなことを書くのは顔
から火が出るほど恥ずかしいのですが、
事実そうだと思うのです。
どうやって自分の現実と向き合い、現実と
闘い、どうやって現実を理想に近づけるか。
当たり前すぎる話ですが、それが人生の
勝負になるはずです。
ところが先日、個人的に非常に考えさせら
れる記事がありました。
▼36歳独身「キャリアウーマンにも母にもなれなかった」嘆きに激励(キャリコネ)
https://news.careerconnection.jp/?p=34088
▼元のサイト「何ものにもなれなかった悲しみ」(ガールズちゃんねる)
http://girlschannel.net/topics/1129987/
「ガールズちゃんねる」という女性版の
2ちゃんねるみたいなサイトに36歳の女性
が立てたテーマにとても注目が集まっている、という話。
その36歳の女性は
「何ものにもなれなかった悲しみ」
というタイトルでスレッドを立て、冒頭で
こんなことを書いていたのです。
「36歳。キャリアウーマンにもお母さんにも、
何にもなれませんでした。
子供の頃に思い描いていたような特別な
人間にも、個性的な脇役にもなれませんでした。
そんな悲しみをつぶやくだけのトピです」
という出だしのこのスレッドが大きな話題
になり、書き込みも殺到して
複数のニュースサイトでも取り上げられました。
スレ主さんのこの投稿に対し、多くの人か
ら共感・反論などさまざまな意見が出て
議論になっているというニュース。
私がなぜこの話に非常に考えさせられたか
というと、あまりにも自分の考え方と違っ
ていたためです。私が男でこの人が女性と
いう点を差し引いても。
「この36歳の女性は、なぜこんな悲観的な
考え方をしてしまうのだろう」
という点が不思議で、しばらく非常に考え
させられました。
最後の1行に「そんな悲しみをつぶやくだけ
のトピです」とある点を見ても、現在の
自分を悲観的にとらえていることがわかります。
女性の平均寿命まで50年もあり、
健康寿命の半分も生きていない段階で
なぜこう考えてしまうのか。
で、これは私の想像なんですが、この人は
あまりこれまで「情報」を取っていなかっ
たのではないか、と思ったのです。
ここでいう「情報」とは何かというと、たとえば、
・30代半ばから、40代から、50代から、60代から、70代から、
80代から、90代から、新しいチャレンジをスタートさせた人の話
・80代、90代、100歳超えで現役で仕事をしている人の話
・60代、70代、80代でスポーツを楽しんでいる人、
新しくスポーツを始めた人の話
・40代、50代、60代、70代~で恋愛している人の話。
・30代後半、40代半ば~後半で結婚した人・子供を産んだ人の話
・40代からや50代以降にブレイクした人・活躍し始めた人の話
・・・細かいこと言い出したらキリがない
のでこれくらいにしますが、
ごく単純に、
「自分より年齢が上(~はるか上)の人が
人生をエンジョイしている話」
をあまり入手していなかったから、こんな
悲観論になってしまったのではないか、
ということ。
そういう年齢が上の人(かつ前向きに楽し
く生きてる人)からの「情報」を取ってい
なかった場合、
自分と同世代の人たちの、ごくごく狭い
世界の話題からしか判断基準が見つからず、
こんな悲観論で人生を見てしまうのではないか、と。
私自身は年齢に関係なく前向きに生きてい
る人たちの事例を無数に知っているので、
年齢的なことで長期にわたってドーンと
悲観的な気分になることは、今後もたぶんないと思います。
これは私の性格が前向きだからではありま
せん。むしろ私は悲観的にものを見るタイ
プですし、性格も人見知りだし、たいして
明るくもないです(笑)
しかし、私が前向きに今後も生きられると
思うのは、上のような
「人生の先輩の皆様の生の事例(=情報)」
を数多く知っているから
・・・というただそれだけです。
そんな「情報(事例)」を多数知っていたら
悲観している自分が馬鹿らしくなるので。
ちょうど前回、「初体験のチャレンジ」に
おいては「先輩の情報」を手に入れること
が重要だといいましたが、
人生という長期スパンにおいても全く同じで、
「先輩の情報」
がどれだけ頭に入っているかが重要な鍵を握る
と思うのです。
その情報が判断のベースとなり、人生を
どう生きるかという価値観・判断に
つながっていくからです。
実はこのテーマで、上の女性とまったく
対照的な考え方をしている
“あるスーパースター”
のめっちゃ面白い発言があるのですが、
次回それをご紹介します。
To be continued
追記:次の記事アップしました
P.S
私がどういうコンセプトで音声セミナー
「大学生活パーフェクト攻略法
~ヤバいくらい本音で語る大学論~」
を作ったかというと、
【 30代の自分がもしタイムマシンで18~19歳の頃の
大学受験~大学入学時の自分にタイムスリップしたら
あのときの自分に何を伝えるか 】
という設定で作りました。
大学受験・大学入学時点の自分を思い出して、
あのときの自分が切実に望んでいた情報や、
その頃の自分には気づけるはずもなかった、
けどあとになってから、もっと早くから
絶対理解しておくべきだったと気づいた情報を、
一気にまとめて収録したものになります。
本文のとおり、人生何歳からでもスタートできますが、
「もっと早くから知っていたら、さらに
より良い人生になっていた」
ということも同時に存在するわけです。
その命運を分けるのが、
「情報」と「行動」ですが、
そもそも情報を知らなかったら
それについての行動もできませんからね。
自分が大学時代にどう考え、どう行動すべきか
という「情報」を、ぜひ早い段階で
入手しておいてほしいと思うのです。
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