- 2016-8-20
- おすすめ記事, 受験を突破する健康管理術, 受験を突破する生活習慣術
こんにちは、中西です。
私はちょっと前にとてもいい歯医者さんに
出会って、それから劇的に歯磨きの習慣が
変わりました。
いろいろ変わった点はあるのですが、
もっとも大きかった変化は、
【 歯間ブラシ・糸ようじを使うようになった 】
点です。これが本当に自分でも驚くほどの変化でした。
なんせそれまでの人生で、ただの一度も
歯間ブラシ・糸ようじなんて使ったことが
なかったからです。
もっぱら歯磨きは歯ブラシのみの人生でした。
今思えば信じられません。
もともと実家では誰も歯磨きで歯間ブラシ・
糸ようじなんて使ってなかったので、
一般的にそんな習慣が存在していること
すら知らなかったのです(゚口゚;
これは私の推測ですが、歯間ブラシ・
糸ようじの習慣は、やっている人は当たり
前のようにやっていますが、やっていない
人は全くといっていいほどやっていない
のではないでしょうか。
元やっていなかった派の人間として
上から目線で言わせてもらいますと(笑)
歯間ブラシ・糸ようじの習慣がない人は、
ただちに調べて、その習慣を導入した方がいいですよ。
歯ブラシだけではどれだけ頑張っても
磨ききれない部分があるのです。
歯と歯の間や、その間の歯茎の根本など。
そういう部分は歯間ブラシ・糸ようじを
使わないことには歯垢(しこう=歯の汚れ)
がとれないので、
歯ブラシだけの歯磨きを続けていると、
歯垢が歯石になり、歯茎も弱り、歯周病に
なってしまうのです。
最終的には歯が抜け落ちます。
「20本歯があれば食品の咀嚼は容易なので
80歳まで20本の歯を維持できるようにがんばりましょう」
という8020運動というものを国が推進
しているくらいで、逆に言うと大体の人は
年齢とともに歯がどんどん抜けていきます。
その原因は主に歯周病なのですが、
日本人の8割が歯周病(20代で7割、
30~50歳代で8割、60歳代は9割)
ですので、多くのご老人は歯が無いわけです。
しかし「老人になると歯が抜ける」のが
当たり前と思わないほうがいいでしょう。
前にも書きましたが、私は2ヶ月ほど前に
久々に歯医者の定期検診に行ったら、
複数の歯ぐきから血が常時出ている状態で、
歯周病の初期~中期と言われてしまいました。
自分ではしっかり歯ブラシで磨いていた
つもりだったのに、宣告を受けてショック
で一念発起。
歯医者さんから“正しい磨き方”を
学びまくって、毎日
10分の歯ブラシ+5~6分の歯間ブラシ・
糸ようじでの歯磨き
を実践していったら、あっというまに
歯茎の状態が良くなっていきました。
(歯周病は虫歯と違い、「治療」よりも
「歯の磨き方」で改善します)
(歯間ブラシ・糸ようじの頻度は、理想
は毎日です。私も毎日やっていますが、
2~3日に1回程度でもOK)
歯医者に行くたびに
「どんどん良くなってます。素晴らしい変化です!」
とほめられヾ(´▽`)ノ(←調子に乗りやすい)、
今では「これなら一生自分の歯でいけ
ますよ」と言われるまでになりました。
何か治療をされたわけではなく、ただ
言われた通りに歯をしっかり
歯ブラシ+歯間ブラシ・糸ようじ
で磨いただけ。
それで歯周病は一気に改善し、歯の状態も
プロから「一生自分の歯でいける」お墨付き
までいただくほど良くなったわけです。
歯周病宣告(゚口゚;からお墨付きヾ(´▽`)ノ
までの期間は、わずか1ヶ月ちょっとでございました。
ちなみに私が使っている歯間ブラシ・糸ようじはこちら。
▼ 小林製薬の糸ようじ フロス&ピック デンタルフロス 60本
※上2つは歯医者さんがすすめてきたもの
※デンタルフロスは「ウルトラフロスS10」のような
Y字型のタイプが奥歯が圧倒的に磨きやすいのでおすすめ。
ちなみに歯垢は口臭の原因になるので、
しっかり磨けば口臭の心配もなくなります(^ー^)
なお、歯の定期検診は一般的には4ヶ月
~6ヶ月に1回ですが、個人的に受験生は
4ヶ月に1回くらいは行っておいたほうが
いいと思います。
万が一にも「受験前に痛み出す」ことは
避けたいですからね。
歯の病気といえば“虫歯”というイメージしか
なかった人は、虫歯よりも(進行すると)
歯が根本的に無くなる歯周病の方が怖い
ということを理解しておいてほしいと思います。
しかしその歯周病は「歯の磨き方」で
がっちり予防できるので、しっかり磨いて
いればさほど怖くはありません。
つまり歯の健康も「やったもん勝ち」の世界なのです。
虫歯がひどくなると短期的に日中の
集中力に影響しますが、歯周病がひどく
なるとそれどころではなくなります。
自分の歯は長期的に付き合っていくもの
だからこそ、すぐに結果が見えなくても、
長期的な視点で、常に自分の歯を健康的に
維持しておくようにマインドを変えていく
ことが大事ですね。
それではまた。
P.S
話がややこしくなるので掲載するか迷いましたが
より正確な情報を提供するために掲載します。
実は、今月に入って以下のようなニュースが
出てきているのです。
▼科学的に証明されていない? 歯と歯の間をお掃除するデンタルフロス、本当にやる意味はあるのか
▼実は歯と歯の間をキレイにする「デンタルフロス」の効果には医学的な裏付けがなかったことが判明
ここで重要なのは、両記事とも
「だから意味が無いのでやめよう」
という結論にはなっておらず、逆に
「だからといってすぐやめないほうがいい」
という結論になっている点です。
私もそう思ったので今回の記事を
書きました。
歯周病の原因は、そもそも元をたどれば
歯垢に行き着くわけですから、その歯垢を
取り除く作業が悪いはずがない、という考え方です。
論理的に考えれば「不要」という結論にはならないので
科学的なエビデンスが見当たらないからといって
ただちにやめるのは早計ではないかと思います。
ちなみに全国の大半の歯医者さんも今のところ
歯間ブラシ・糸ようじは否定しないどころか
推奨されているのも間違いないでしょう。
エビデンスが無かっただけで
「やっても意味がないことが証明された」
わけではありませんからね。
それでもエビデンス絶対重視で
「科学的裏づけがないならやらない」と考える
のもその人の判断ですが、
今のところはトータル的に考えて
「やっておく方が圧倒的に賢明」
だと私は思います。