- 2016-2-19
- おすすめ記事, 勉強の集中力をアップさせるテクニック
こんにちは、中西です。
昨日、オンライン合宿に
参加中の資格受験生の方から、
「試験が間近にせまっているのに、
過去問が手に付かなくて悩んでいる」
という相談を受けました。
ちょうど一昨日も、大学受験生からの
似たような悩み相談を紹介しましたが、
一昨日紹介した受験生は、
「不安すぎて過去問も手が付かない」
という状況でした。
今回の資格受験生はちょっと状況が違います。
今回の人は、ネットのオンライン講座
を受講していて、その講座はすきま時間
(通勤電車内・家事中など)を利用して
受講されているのですが、
過去問となると、途端にやるのが
おっくうになってしまって
手に付かない、という悩み。
たしかにオンライン講座なら
受身的に聴くこともできますが、
過去問は「最終目標にするレベルの問題」が
そろっているので、解くのにかなり
エネルギーが必要です。
しかもある程度まとまった時間をとって
やらないといけない。
そこで私がお伝えしたのは、
「過去問とその回答用紙(ノート)とペンだけ」
を持って図書館や喫茶店に行くという方法です。
ポイントは、
【「過去問と回答用紙とペンだけ」
しか持って行かない】
という点。スマホやPCはもちろん、
他の参考書すら持っていかない。
これ、私も読書でよくあるのですが、
ある程度まとまった読書を
したいと思ったときに、
PCやスマホなどと一緒に
本をカバンに入れて外出しても、
PCやスマホで確認できる現在進行中の
仕事や連絡が気になって、読書に
まとまった時間をとれないことがあります。
そういう状況が続いたときは、
【 「本と赤ペンだけ」をカバンに入れて 】
近くのカフェか図書館に向かいます。
ようするに、「本とペン」以外の余計なものは
全部家か事務所に置いて、
その2つだけを持って出かけると。
すると、“現地”に付いたらもうその本を
読む以外にほかにやることがありません。
結果、嫌でも目の前の本を読むことだけに
思いっきり集中できるようになります。
これと同じ要領で、
「過去問だけを持って」
カフェや図書館に向かえば、
現場に着いたら、あとは嫌でも
過去問をやるしかありません。
不思議なことに、その状況にまでなると
他にやることも無いので、
それまでの心理的な負担も消えて
目の前のこと(過去問)に
自然と没頭できるようになります。
集中する上で大事なのは
「物理的に他の要素を遮断した環境でやる」
ことですね。
それではまた。