- 2018-6-4
- おすすめ記事, 勉強の集中力をアップさせる考え方
こんにちは、中西です。
私は勉強や仕事に取り組んでいて、調子が悪くなったときに考える「シンプルな思考法」があります。
それは「結局元をたどれば何が原因?」と考えることです。
例えば日中にやたら眠くなって、全然集中できなくなったとします。
この時、その眠気には必ず原因があるわけです。
その直前の時間帯に食べたものとか、単純にわかりやすい原因がすぐに見つかることもありますが、すぐに原因がわからないこともあります。
しかし少しずつ時間を巻き戻して行って、元をたどっていくと、「意外な原因」に行き着くことが多々あるのです。
たとえばこの例で言うと、「眠くなった原因は前日の夜に睡眠時間が短かったからだ」と気づいたとします。
ところが、厳密にはそれが原因ではないことがよくあるのです。
どういうことかと言うと、確かに前日夜の睡眠時間が短いことが直接的な原因だとしても、
「そもそも何で夜の睡眠時間が短くなったのか?」
という理由が、元をたどるとどこかにあるからです。
それはもしかしたら、夜遅くまでゲームをしてしまったからかもしれません。
しかし、じゃあゲームが悪いのかと言うと、それでもまだ本当の原因に行きついていなかったりします。
よく考えたら「30分だけゲームをしよう」と最初は思って始めたのに、気づいたら1時間半もゲームをしていたのかもしれません。
であれば、ゲームが原因ではなく、
「決めた時間通りにゲームを終わらせることができなかったこと」
が、翌日の日中に眠気に襲われた「本当の原因」と言うことになります。
そこまでわかれば、対策すべきは「予定通りにゲームを終わらせられる仕組みづくり」が鍵を握ると言うことがわかってくるわけです。
元をたどっていてここまで原因がわかれば、後は対策はあります。
事前に家族にゲームの終了時刻を伝えておいたり、タイマーや目覚まし時計をかけておくとか、Twitterとかで宣言したり、延長したら罰ゲームを用意したり。
しかし、これでもまだ真相に行きついてないこともあります。
たとえばゲームそのものを辞めたいと思っていたのに、ついやってしまっていたのなら?
そもそも「簡単にゲームができてしまう環境」が原因だといえます。
そうであれば、目につくところにあるから、「ゲーム機が視界に入る」⇒「ゲームを30分だけやろう」なるわけです。
だったら、最初のきっかけである視界に入らないように、ゲームの本体自体を段ボールにしまって、段ボールはガムテープで蓋をしてしまえばいいのです。
…という感じで、上記は一例ですが、「結局元をたどれば何が原因?」と考えることで、意外なところに不調の真因があることに気づくことがよくあるわけです。
調子が悪いときによかったら参考にしてみてください。
それではまた。