- 2016-2-4
- おすすめ記事, 睡眠効率アップで集中力UP
こんにちは、中西です。
今日は、本文にかなり関連する
こちらのニュースから。
▼「睡眠時間が短いのは一生懸命のあかし」
オロナミンCの広告にツッコミ(キャリコネニュース)
https://news.careerconnection.jp/?p=10809
簡単にまとめると・・・
————————————
・オロナミンCの広告で
「日本の働く女性の睡眠時間は、
先進国でいちばん短いそうです」
「それは、一生懸命のあかしです。毎日ハツラツ」
というキャッチコピーが使われた。
・このキャッチコピーに対してネット上で
「睡眠時間の短さを称揚するのはよくない」
「影響力のあるメディアがこういうこと
書いちゃうから社畜や過労死する人が出てくる」
「こんなこと企業が大々的に広告してるから
ブラック企業が増えるんだよね」
という声が相次いだ。
————————————
・・・という内容。
働く女性を応援するCMを作りたかった
のだと思いますが、
個人的にこのキャッチは
ちょっとありえないかなと。
たぶん睡眠に対する見識が
ほとんど無い人が作ったコピーだと思われます。
「睡眠時間が短いのは一生懸命のあかし」
かどうかについての私の見解は、
今回の本文にゆずりたいと思います。
本題。
昨日、オンライン合宿のメンバーさんから
「日中の眠気がとてもひどいのですが、
どうやって乗り越えればいいのでしょうか」
という悩み相談がありました。
前後の文章を見ると
ご本人はとても深刻そうです。
実は、このシンプルな相談内容には
いろんな課題・テーマが隠れていて、
これを考察するだけでも
軽く20記事くらいはかけてしまうのですが、
今回はこのタイプの悩みについてとくに
重要なポイントを2つお伝えしておきます。
1つは、一番基本中の基本なのですが、
「眠気に耐える」必要はない
ということです。
「眠気に耐えて頑張る人」
=すごい、かっこいい、自分に強い、できる人
「眠気に耐えられない人」
=忍耐力の無い人、精神的に弱い人、ださい人
・・・っていうね、
このしょうもないイメージを、
もういい加減捨てて下さい。
本当にださい人というのはこうです。
「眠気に耐えて頑張らないと成立しないような
ヘタな自己管理しかできない人」
はい、こういうのが“ださい”んです。
最悪なのは、
「眠気に耐えて頑張っている自分に酔っているが、
生産性が著しく低い人」
となります。
さらに重症になると
自分に酔っているどころか、
睡眠不足を他人に自慢するという
神の領域もあります。これはもうコント。
「眠気に耐えられないこと」
が悪いとか弱いのではありません。
眠気になんて耐えられる人はいないし、
耐える必要もないのです。
大事なのは、
そもそも眠気が来ないように
自己管理や工夫をすることであり、
眠気が来たときに適切に対処すること。
まとめると、こういうことになります。
【 「眠気に耐えて集中できない自分が情けない」
という悩みはありえない 】
これをよく覚えておいてください。
まあ勉強中に突然眠気が来たときに、
“一時的に”眠気に耐えて乗り越えること
は別に否定しませんが、
長時間ずっと強い眠気と戦い続けるとか、
それに耐えられない自分が情けないとか、
そんな思考回路は少なくとも受験生の間は
捨てるのが正解です(私は生涯捨てることにしましたが)。
そして、2つめですが・・・
すいません、ちょっと長くなりそうなので、
こちらは次回に続けます。
To be continue