- 2016-6-8
- おすすめ記事, 勉強の習慣化, 勉強の集中力をアップさせるテクニック, 受験を突破するマインドセット
こんにちは、中西です。
勉強を効率良く進めていく上で必要なのは、
「情報」と「仕組み」
だと私は思っています。
ところが勉強に慣れていない人ほど、
精神論・根性論的に勉強というものを
考えてしまう傾向があります。
私が勉強に集中する上で精神論・根性論が
とても空しいと感じたのは、部活で相当
鍛えたはずの“根性”が、
勉強に集中する上ではほとんど役に
立たないと気づいたときでした。
今では考えられませんが、私の中高時代は、
部活の練習中に「水を飲む」ことが厳禁で、
「水を飲む」=「悪いこと」「精神が弱い」
といった風潮があったのです。
先生もそういう指導をしていました。
「水を飲みたい欲求を、いかに
長時間我慢できるかが大切」
「すぐに水を飲むような弱い精神ではいかん!」
なんて考えられていたのです。
だから、炎天下に何時間も汗だくで練習して、
フラフラになりながら、意識が朦朧とする中で
「あ~死にそう。水を飲みたい」
などと常に思っていました。
限界に近づいたらトイレに行くふりをして、
トイレで水を飲んだことも何度もありました。
油断してトイレから戻ると、先輩から疑いを
かけられるのですが。
「中西、まさかトイレで水飲んでないだろうな?」
「いえ、飲んでないです」
「なんかちょっと顔色がよくなってるぞ!」
「そうですか?トイレですっきりしたからだと思います」
なんて話を本当にしていたわけです。
いかに“顔色の悪さ”を維持したまま
トイレから戻れるかがポイントでした。
顔色が良くなって何が悪いのか
よくわかりませんが、当時は
本当にそんな状況だったのです。
今、部活でそんな指導をすることは
無くなったようですが、それはある時期から、
「水をマメに飲まないと危険」
という“情報”がメディアなどを通して
全国に普及したから。
つまり“情報”によって、
「水を飲む」ことが、全国で一気に
黒から白に一転してしまったわけです。
この件でとくにショックだったのは、
あれほど「水を飲む」ことを
我慢して苦しい練習に耐え抜いたのに、
受験勉強をスタートしたら、全く勉強に
集中できなかったことでした・゚・(ノД`;)・゚・
私は受験勉強を開始するときに、
こう思っていたのです。
「俺はあんなにキツい練習に何年も耐えてきた。
だから受験勉強も必ず集中して突破できるはず!」
と・・・。
冒頭で「勉強に慣れていない人ほど、
精神論・根性論的に勉強というものを
考えてしまう傾向がある」と書きましたが、
まさにその典型。
そしていざ受験勉強をスタートすると、
あれほど厳しい部活で精神力を鍛えた
はずの自分が、家では全く勉強に集中
できなかったのです。実に自分が情け
なかったです(ノд-。)
ということは、可能性として
考えられるのは3つ。
1、炎天下に何時間も「水を飲む」のを
ひたすら我慢した苦労は、「精神力の養成」
には大してつながっていなかった
2、勉強の集中力は、「精神力とは別の要因」で成り立っている
3、1と2の両方
現在の私の見解は
3に限りなく近い「2」です。
「水を飲むのを我慢したこと」で、
どの程度“精神力”が養成されたかは
計測できないわけですが、
一方で、すでに海外の研究で
「精神力は養成することができる」
ことも判明しています。
したがって、「水を飲む」のを我慢した
苦労が、私の“精神力”を高めた可能性は
あるわけですが、残念ながらそのことと
「勉強に集中できるかどうか」
は、全く別の次元の話だったということです。
では、どうすれば勉強に集中できるかというと、
精神力や根性を鍛えるのではなく、
最初に書いたとおり、
集中するための「情報」と「仕組み」
を手に入れることです。
「情報」については過去記事に無数に公開
していますし、今後もこのメルマガで
どんどん紹介していきます。
そして「仕組み」については、いくつか
あるのですが、まもなくこのメルマガで
【 勉強に集中できるようになる
画期的な仕組み 】
を紹介します。
圧倒的な効果と、圧倒的なコスト
パフォーマンスを持つ、
日本初の勉強の集中力をサポートする
未だかつてない「仕組み」です。
勉強の集中力でお悩み中の方はお楽しみに。
それではまた。