- 2015-5-23
- 勉強のやる気アップ法, 勉強を楽しむテクニック, 勉強計画の立て方
こんにちは、中西です。
私の高校時代の思い出で、
1つ忘れられない
思い出があります。
当時好きだった
クラスメイトの女の子を呼び出し
ここでは書けないアホな告白をして、
思いっきり振られた凄惨な事件
・・・の次に忘れられない
思い出なのですが、
それは高校に入学して
まだ間もない高1の4月のこと。
学校が主催する、合宿のような
オリエンテーションがあったのです。
この行事で、夕食後に
みんなが大教室のようなところに
一同に集まり
一斉に自習する時間がありました。
自習の時間は2時間。
模試の会場のような感じで、
全員が一つの方向に向いて
「はい、スタート!」
という合図とともに
黙々と2時間の自習をしたのです。
(勉強する内容は各自の自由)
周りを見ると数百人がみんな黙々と
真剣に勉強しています。
2時間という制限時間も
与えられています。
こんな雰囲気の中で、
模試や試験ならともかく
「自習」
をしたのはあとにも先にも
この時だけだと思います。
自習室とちょっと似てますが
「全員で一斉に2時間だけやる」
なんてことはありませんからね。
で、この自習で2時間たったとき、
私は腰が抜けるほどビックリしました。
生まれて初めてと言えるくらいのレベルで
信じられないほど集中して
勉強ができたからです。
勉強量も、普段の2時間では
考えられないほど勉強が進みました。
これは私だけの感想ではなく、
周りの友人たちも同じように驚いていました。
「うぉーーー!!!こんなすごいペースで
3年間も勉強したら、余裕で東大行けるやん!!!
東大がなんぼのもんじゃい!!ばっちこいや!!」
・・・と思ってしまうほどの衝撃で
本当にこんなペースでこれから勉強していったら
すごいことになると思いました。
が、実際はこの高1の4月の2時間が、
高校3年間のピークだったわけですが。。
今思えばこの夢のような?2時間は、
かなり特殊な条件がそろった環境で
自習できたことで実現したものなので、
これと同じ環境を
毎日作ることは不可能ですが、
「2時間でこんなにたくさん
勉強できるのか!!!」
という衝撃は、私の原体験の
ようなものになりました。
この2時間みんなでやった自習は
少し特殊な環境での体験でしたが、
ふだんの勉強で、誰でも
「1日で(○時間で)こんなにたくさんできた!!」
という経験はあるはずです。
もし無かったら、今から一度
そういう成功体験をすることを
ぜひ目指してみてください。
そして一度でも経験がある人は、そんな
【「1日で(○時間で)こんなにたくさんできた!!」
という快感を目指して勉強する 】
という目標の設定の仕方は、
非常にやる気を高めるのでおすすめです。
そういう快感・喜びの感情を
1日の終わりに手に入れるために頑張る、
ということですね。
この目標を持つと、ダラダラしそうに
なったときにも
「いかん!このままでは
『1日で(○時間で)こんなにたくさんできた!!』
を味わえないぞ!」
というダラケ抑制の効果も得られます。
この快感というのは
受験勉強中に味わえる快感の中でも、
トップクラスの快感だといえます。
どうせ勉強するなら、ぜひ
「1日で(○時間で)こんなにたくさんできた!!」
という気持ちのいい快感・喜び・達成感を
毎日のように味わいながら
勉強して行くことを目指して
みてほしいと思いますね。