- 2015-5-11
- 睡眠効率アップで集中力UP
こんにちは、中西です。
ここ1ヶ月ほど「自学自習」の
テーマを中心にお届けしていましたが、
今日からは、それ以外のネタも
鋭意配信していきます。
自学自習以外のネタが好きだった人は
お待たせしましたヽ(´▽`)ノ
テーマ切り替え初回の今回は、
みんな大好き睡眠系のお話を。
以前も取り上げたことがあるのですが、
目覚まし時計を使わずに
「明日の朝、○時に起きる!」
と“念じながら寝る”ことで
翌日起床することを
「自己覚醒」
といいます。
▼参考:「自己覚醒」に関する以前の記事
最近、その自己覚醒について、
興味深い論文を見つけました。
こちらです。
(労働安全衛生総合研究所 池田大樹氏)
この論文によると、実験の結果
【 自己覚醒をすると、目覚まし時計などで起床するより、
朝からの覚醒度が高く、気分よくすごすことができ、
日中の活動性を増加させる 】
ことがわかったようです。
さらに素晴らしいのは、
【 日中の眠気が少なくなる 】
ことまで判明したとのこと。
つまり、驚くべきことに
自己覚醒は単に快適に
目覚められるだけではなく、
午後の眠気も含めた、
日中の眠気が少なくなる
ことまでわかったのです。
個人的に面白かったのは、
「自己覚醒習慣がない者でも,
自己覚醒の訓練をし,普段どおりの時刻に自己覚醒すれば,
睡眠内容の悪化が生じることなく」
ということで、
つまり自己覚醒は
訓練(1週間ほど)次第で身につけられ、
しかも、それによる睡眠効率の低下などは
認められなかったとのことです。
逆にいえば、「日中の眠気」は
目覚まし時計で無理やり起こされる
ことに少なからぬ影響を
受けていたということですね。
たしかに、目覚まし時計の
アラーム音の不快感を考えると、
まったくもってうなずけます(笑)
というわけで、自己覚醒は
「日中の眠気防止」にも有効なので
1日の中で眠気によく襲われる人は
少し訓練してでも身につける
価値はありそうですね。
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