こんにちは!早稲田集中力研究会の中西です。
今回は、時間の使い方が一気に上手くなる
とてもシンプル&パワフルな方法をご紹介。
デビッド・アレン氏が提唱する世界的に有名な
生産性アップの方法論で、
「GTD(Getting Things Done)」
と呼ばれるものがあります。
このGTDという方法論は、私が運営する
OCP(受験勉強オンラインコーチング・プログラム)の
設計思想と非常に共通する部分があり、個人的に
デビッド・アレン氏にはとても共感することが多いです。
で、彼の提唱するGTDの中の1つのテクニックで
私もそれを知って以来、日頃から頻繁に利用するようになった
ある「時間管理」にとても役立つ考え方があります。
それが、「2分ルール」というものです。
これはようするに
「2分で終わることなら、今すぐやる」
というルール。とてもシンプルですが、抜群に役に立ちます。
勉強でも仕事でもそうですが、
Todoリスト(やることリスト)を作って進めて行ったとしても
その途中で「新たなタスク」が発生したり、
忘れていたタスクを思い出すことがあります。
「あ、よく考えたら、これもやったほうがいいな」
「あ、メールが来た。これ、いつ返事しようか?」
「あ、追加でこれもやらないといけなくなっちゃった」
というような状況ですね。このときどうするか?
新たに発生したタスクのすべてを、毎回すぐにやっていたら、
そのたびにTodoリストの進むペースが止まってしまいます。
かといって、新たなタスクを全部あと回しにしてしまうと、
またあとで、一からその作業のことに頭を使うことになるので、
二度手間になる場合が少なくありません。
この問題を見事に解決してくれるのが
「2分ルール」なのです。
実践してみるとわかりますが、
2分ルールの最大のメリットは、判断基準が明確になるので
迷いが無くなり、ストレスが激減する点です。ようは
「これは2分でできるか?」
と考えればいいだけだからです。
そして、2分でできそうなら、その場ですぐにやる。
2分以上かかりそうなら、あと回し。
2分以内でできるのに、いちいちあと回しにすると
・あと回しのタスクとして「書き込む」時間
・あとでまたその内容を「思い出す」時間
などが発生するので、それらを含めると、2分くらいすぐたちます。
だったら、今すぐやる!
たったこれだけで、心理的に迷いが無くなってストレスが減る上に、
1日の作業もどんどん進みます。意外なほどパワフルな方法なのです。
ちなみに私の場合、手元にあるタイマーを2分に設定して開始することもあります。
カウントダウンを見ることで、より2分ルールを守ろうという意識が強くなり
その2分間、非常に緊張して、集中して取り組めるからです。
新たな作業が発生するたびにいつやろうかと迷っていた人は
私がこよなく愛している(笑)
この「2分ルール」を一度試してみてください。
P.S
次回は、今日の合格発表で青山学院大学に合格した
OCPメンバーのKさんから私が教えてもらったことをシェアします。