- 2019-5-29
- 睡眠効率アップで集中力UP
こんにちは、中西です。
暑かった5月がまもなく終わりますが、最近は日も長くなってきました。
こういう季節になると「睡眠」で体調を崩すことがあるので注意しておいてください。
日が長くなったせいで、少し前とは比べものにならないくらいに、朝も早い時間帯から外が明るくなってきます。
寝室が雨戸をしっかり締めていなかったり、遮光カーテンでなかったりすると、朝に窓から入ってくる日の光で、予定より早く目覚めやすくなるのです。
そうでなくても、夏になるほど人間は睡眠時間が短くなる傾向があります(逆に冬場は睡眠が長くなる)。
問題は、こういった季節の変化に体が対応しきれず「睡眠不足」に陥っているのに、それに気づかないことがある点です。
偉そうに言ってますが、私自身も最近これを経験しました(>_<。)
日中になにやら体調がすぐれないのです。疲れやすいし、集中も続きません。外も出歩いていたので、急な真夏日で夏バテしたかな?と思っていました。
ところがよく考えたら、その数日前から睡眠時間が明らかに不足してました。自分に必要な睡眠時間に比べて、だいぶ少なかったのです。
でも自分としては「眠い」という感覚ではなく、「疲れやすい」「なんかだるい」「集中できない」といった感覚でした。
実はこれが落とし穴で、「睡眠不足=眠い」という自覚症状が出るとは限らないのです。
しかも多めに仮眠をとっても少ししか改善せず、立て直すのに2日くらいかかりました。
なぜ数日かかるかというと、「睡眠負債」の返済が1日ぐらいでは“完済”できないためです。
これは過去何度かこのメルマガでも書いてますが、睡眠負債が恐ろしいのは、「蓄積された睡眠不足」を元に戻すのに、「数時間~1日しっかり寝た」という程度では足りないことが多い点です。
ある研究では「睡眠負債を帳消しにするのに数週間かかった」という報告もあるほどで、簡単には立て直せないわけですね。
したがって日頃から睡眠負債が蓄積しないように、十分な睡眠をとっておく必要があるわけです。
今の季節の変わり目のような時期(+異常気象)では、
「自覚なき睡眠不足」
のせいで、知らぬ間に疲労していたり集中力が低下していることがありますので、自分の睡眠状態については、油断せずにいつも注意深くチェックしておいてください。
単なる睡眠不足なのに、「自分は疲れやすいし集中できないし、ダメな人間だ」とか思っていたらバカバカしいですからね。
それではまた。