- 2026-8-9
- 睡眠効率アップで集中力UP
こんにちは、中西です。
睡眠が健康や生産性にとって重要なのは言うまでもありませんが、いま巷では睡眠を軽視する言動で大炎上している人もいるようです。
私のコーチングでも睡眠の話になることは多いですし、今のプログラムを始めてから3年半ほど、毎週必ず数名の方と睡眠についての話をしたり相談を受けてきました。
3年半で、おそらく1,000回近くは睡眠についてのやり取りを誰かとしてきたと思います。
睡眠について悩んでいない人は、ほとんどいないのではないかと思うくらいです。
睡眠というのは、人間の健康や生産性にとって必要不可欠なものですが、何らかの認識違いなどによって、その時間を無駄な時間だと解釈してしまう人もいます。
本当は最も確保すべき時間なのですが、寝ている間は誰でも夢を見る以外には何もできません。
(本当は記憶の整理などもしていますが、当然主体的な行動はできない)
そのため、生産性の観点では「何も生産していない時間」と思い込みやすいわけです。
特にやる気の高い人ほど、睡眠の時間が無駄だから減らしたいと思いやすくなります。
確かに、必要以上に寝過ぎている場合は、睡眠効率を高める工夫も必要になり得ます。
しかし、それはあくまで非効率なものをゼロに戻す作業であって、本来必要な時間を減らすというものとは違います。
なので、考え方としては、「いかに睡眠時間を削って生産的な時間を確保するか」ではなく、
「いかに睡眠時間を確保して、ブロッキングした上で、残りの時間の生産性を極限まで高めるにはどうしたらいいか」
という問いかけが重要になります。
何でもそうですが、問いの立て方を間違えると、出てくる答えも間違ってしまうわけですね。
したがって、質問の内容や問いの立て方が鍵を握っていて、その問いの立て方で勝負が決まっている要素も大きかったりするのです。
睡眠に対する問いの立て方で言うと、繰り返しますが、どうやったら睡眠時間をもっと削れるかではなく、
どうやったら睡眠時間を確保した上で、起きている時間の生産性を最大限に高められるか
という問いの立て方が重要になります。
世界中で誰よりも結果を出している大谷翔平選手が10時間の睡眠時間を確保していることを、「特殊な人の考え方だ」と排除しない方がいいでしょうね。
別に大谷選手に限らず、誰よりもよく寝ている人が誰よりも結果を出しているというケースは、非常に多いですから。
余談ですが、最近聞いた話では、大谷翔平選手は夜の10時間睡眠に加え、試合前のお昼に2時間の仮眠を取ることもあるそうです。
毎日必ず2時間の昼寝を取るわけではないようですが、試合前の仮眠を取る場合は12時間寝ていることになります。
余談の余談ですが、ちょうど昨日のコーチングで、ある大学生の女性メンバーさんから、最近1日9時間ほど寝てしまうという相談がありました。
9時間睡眠だと1日調子良く過ごせて、7時間半ぐらいになると集中力も落ちるという話をしていました。
今は夏休みで時間に少し余裕がある状況でしたので、そのまま調子の良い9時間睡眠を取って、しばらく様子を見ることになりました。
本当に睡眠効率が悪くて無駄に長く寝ているのであれば、睡眠効率を高めて時間が減るように工夫した方がいいかもしれません。
しかし、自分にとって必要な睡眠であれば、減らさない方が良いわけです。
厚生労働省の見解でも、年齢が若くなるほど必要な睡眠時間は長くなるとされています。
ですので、特に若い人は睡眠時間が長くなることに、あまり罪悪感を持たない方がいいですね。
睡眠を削る前に、まずやるべきなのは、起きている時間を最大限に無駄なく効率的に過ごすことです。
それが全然できてもいないのに、一見わかりやすい睡眠を安易に削ろうとするのは、
例えると「節約になるから」といって、健康を維持するために必要な食費を安易に削り、激安のジャンクフードを食べて不健康になるようなものです。
そういった過ちを犯さないためにも、最初の「睡眠に関する問いの立て方」が重要になるわけですね。
睡眠時間を無理に削るのは、最後の最後の最後の手段・・・ぐらいに考えた方が良いでしょう。
というわけで、睡眠に関しては、特にやる気の高い人や意識の高い人ほど認識を間違えやすいものなので、
「いかにうまく睡眠を削ってやるべきことを増やすか」という問いの立て方ではなく、
「いかに必要な睡眠時間を確保してブロッキングした上で、起きている時間の生産性を最大化するか」
という問いの立て方がポイントになりますので、よかったら参考にしてみてください。


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