- 2015-9-30
- おすすめ記事, 勉強のやる気アップ法, 勉強を楽しむテクニック
こんにちは、中西です。
私は勉強や仕事が立て込んできて
いつも以上に忙しくなってきたときに、
必ず入れるマインドセットがあります。
それは、
「この状況を楽しめ!」
というもの。
ものすごーく単純なテクニックなのですが、
この心の中の一声で、
一気に気持ちが前向きになるのです。
今回は、これがよくある
「プラス思考で生きて行こう!」
みたいな精神論ではないという話を。
上のように「この状況を楽しもう!」と考え、
さらに二声、三声とこの言葉を繰り返すうちに
忙しくてしんどそうに思えていた
その状況が一変して、まるでその状況が
「頭を使って、チャレンジを楽しみながら、
クリアしていくゲーム」
ように思えてきます。
これは厳密に言うと、
直面している現実が変わったわけではなく
脳内における“現実の解釈”が
変わっただけなのです。
「いや、忙しくて大変なものは、
やっぱり大変でしょ」
と思ったあなたは、脳の潜在能力を
活かしきれていないかもしれません。
たとえば、「楽しい」という
ワードがわかりにくい人は
「疲れた」
という言葉に代えて、考えてみてください。
「疲れた」
というワードを、ことあるごとに連呼して
数時間すごしてみると、すぐにわかります。
(数時間もいらないでしょうけど)
間違いなく、「疲れた」を発した回数に
比例して、疲れていきますよ(´Д`lll)
勇気のある人はやってみよう(笑)
自分一人が疲れるだけでも最悪ですが、
そのあなたの「疲れた」を聞いた周りの人も
めちゃ高い確率で、疲れさせます。
そしてかぎりなく高い確率で、
周りから嫌われる存在になれますヽ(´∀`*)ノ
まあこれ、リアルにそういう人いますけどね。。
なぜこんな現象が起こるのでしょうか?
言霊の持っているパワーなのでしょうか?
・・・まあ、そういった作用もあるかもしれません。
が、私はこれは、単なる
「条件反射」
が脳内で起こっている、ということで
説明がつくのではないかと思っています。
「条件反射」といえば、
ちょうど数日前にも、
私が秘かに開発して使っていた、
条件反射を利用した独自の
「切り替えテクニック」
をご紹介いたしました。
これね。
上の記事では、「かけ声」と「動作」を
脳内で条件付けして、リンクさせてしまえば
反射的に体が反応して、意志力がほとんど無くても
【 ダラダラモードから
あっさり切り替えができる 】
というテクニックでした。
これと同じで、「疲れた」というワードは
すでに過去の何百回もの経験から、その
「言葉(=疲れた)」と「体の疲れた状態」
が脳内でリンクされてしまっているため、
「疲れた」という言葉を発した瞬間に
「条件反射」的に、体の疲れを引き起こしてしまう、
・・・というメカニズムが働いている
可能性が高いと私は考えています。
そう、
「チリンチリン」という音を聞いた瞬間に
「条件反射」で、ヨダレを流してしまう犬のように。
だから、その状況を楽しみたいと思ったら
「この状況を楽しもう!」
とか、もっと確定的に
「この状況(勉強)は楽しい!」
などと、多少無理やりでも
連呼(心の中でも可)していけばいいのです。
そうすることで
「過去の楽しいと感じた経験」
「勉強を楽しいと感じた経験」
を脳が想起して、
その「楽しかった経験」と「現在の状況」を
「楽しい!」
というワードを介して
脳内でリンクさせることができます。
結果、「楽しい!」と繰り返していくほど、
半自動的に、目の前の現実の中にある
楽しい要素を脳が探し出して、
その状況が楽しくなる、
・・・ということなのです。
同じ状況に直面してても、心の中で
「どう思うか(どう解釈するか)」
によって、目の前の現実は変わって
しまうということですね。
だから、なるべくプラスに解釈して、
「楽しもう!」
と前向きに考えた方が絶対お得。
つまり、この話は
人として前向きに生きることが大事
といった「精神論」ではなく、
「脳のメカニズムを活用して
効率的に現実を変えるテクニック」
なのでございました。
よかったら参考にしてみて下さい。
それではまた。
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