- 2025-10-23
- 勉強のモチベーションアップ, 勉強の習慣化, 勉強の集中力をアップさせるテクニック, 勉強の集中力をアップさせる考え方
こんにちは、中西です。
このメルマガは2011年3月からスタートしたのですが、
約3年半後の2014年11月11日から「毎日配信」に切り替えました。
そして本日2025年10月23日で、ちょうど4000日目となりました。振り返ればあっという間・・・・ではなかったです笑
年数でいうとほぼ11年。昨年の2024年11月11日に10年を超えましたが、本日から19日後の来月2025年11月11日で11年ということになります。
そんなわけで、まもなく毎日配信11年になるこのタイミングで4000日を経過したのですが、
数字としてキリがいいなとは思うものの、特に大きな感慨のようなものはあまりありません。
そういう気持ちも0ではないですが、4000日を目指して続けてきたわけでは全くなく、
結果的に4000日続いたという話なので、大きな感慨や達成感というものはあまりないです。
もし4000日とか11年とか、そういった日数を目標にして続けていたら、100%途中で挫折していたと思います。
あくまで結果論としてこうなった、というのが正直なところで、案外これが重要なポイントではないかとも思います。
具体的な数値目標を設定してそのゴールを目指していたというわけではなく、毎日必ずやる「習慣」にしてしまった、ということです。
これは「時間を味方につける弱者の戦略」のつもりで、私はこの毎日配信をスタートしました。
4000日前の時点でも、過去の経験上、自分の実感として「3年・5年・10年なんて、あっという間にすぎるだろう」というのがわかっていました。
5年後・10年後が「あっという間に来る」なら、その年数と共に、年数に比例する形で、
「自動的に成長できる」
「自動的に資産が積み重なる」
「自動的に信用が積み重なる」
「自動的に参入障壁が高くなる」
といった仕組みにすれば、弱者の私でもうまく行くのではないか?みたいに思ったのです。
1日1回メルマガを書けば、3年やれば1000記事になります。
1000記事となると大変そうですが、3年後なんていうのはあっという間に来てしまうわけで、毎日やればあっという間の3年後に1000記事。
要領が悪くて無能な私は、この
「時間の経過とともに勝手に様々なものが蓄積されていく」
継続の効果を味方にする方が、戦略としては正しそうだと4000日前に判断したのでした。
この戦略がどこまで正しかったかはよくわかりませんが、大筋で間違ってはいなかったとは思います。
結果としてアウトプットした量が莫大な量になりましたし、
そのために必要なインプットはその何十倍にもなるので、私自身の脳内の引き出しも相当増えました。まあ完全に忘れてる内容も莫大にありますが笑
自分のメルマガの過去原稿なんてめったに読み返しませんが、何かの確認でたまに5年ぐらい前の記事を読むと、
記憶から消えていて、他人のメルマガを読んでるみたいな気分になります。「いいこと言うやん、この人」みたいに笑
何より、この4000記事が私自身の資産にもなっています。
この4000記事を様々な形で利用することができるので、その安心感と自信はエグいなと思っております。
どれぐらいおられるかわかりませんが、同じように「長期的に毎日継続したい何らかのタスク」がある人に伝えられる「継続のコツ」のようなものは複数あります。
その中でも結構上位にくるのは、
【「やらない」という選択肢をなくすこと 】
ですね。
これは継続する上で非常に重要なコツではないかと思っております。
そんなに何千日も続けられる人って、めちゃくちゃ意志が強い、みたいに思われそうな気がするのですが、
謙遜でも何でもなく私の意志の強さなどはミジンコのレベルで、全く強くないです。
なので、毎日その都度「今日はメルマガを配信すべきか、しないでおこうか、どうしよう」などと判断していたら、確実にやらなくなります。
その「今日は書くか、書かないか」という判断が一切できない仕組みにしたのが、これだけ続いた理由の一つだと思っています。
人間の脳は選択や判断に相当大きなエネルギーを消費することが脳科学的にも判明しておりますので、これはできるだけ少ない方がいいと。ベストは一切判断しないことだと。
実は最初に言った通り、メルマガ自体は2011年3月からスタートしていましたが、
それから毎日配信に切り替えるまでの3年半ぐらいは、週に1~2回しか配信しない時もありましたし、長い時は数ヶ月配信していない時もありました。
もちろん毎日のように配信していた時期もあるのですが、そこが全くの「まばら」で、自分の気分とかノリに左右されていた部分がかなりあったと思います。
ところが毎日配信に切り替えてからは、毎日配信すると決めているので、やるかやらないかを考える余地が一切なくなったんですね。
どういうネタで配信するかを迷うことはあっても、「今日メルマガを書くか書かないか」で迷ったことは一度もありません。
「今日は書きたくない」という気分の時は何百回もあったと思いますが笑、「書くかどうか」では一切迷っていないということです。
歯磨きをすることを「やるべきか、やらないべきか」で悩む人はほとんどいないのと同じです。
歯磨きするのが面倒くさい・今日はやりたくないという人はいても、大体の人は必ず毎日寝る前には歯磨きすると思います。最悪でも朝起きてから磨いているはず。
ほぼそれと同じような感じですね。
逆に言うと、そこまで習慣化できれば、あとは時間の経過とともに勝手に続けた数字が増えていくだけです。
もう一つの続けるコツは
「ハードルを緩くすること」
ですね。
よく「今日の締め切り」と言うと、ほとんどの人が24時までを締め切りと設定します。
第三者からの依頼などであれば、そういう「24時が今日のラスト」という考え方にすべきかもしれません。
ですが私は別に誰かから依頼されているわけではないので、自分ルールでやればいいため、そのルールを緩くしています。
業界によっては25時とか26時とか、30時なんていう時間表記を使うこともあるので、時間管理がヘタな私はそれに準ずることにしました。
したがって「毎日配信だから24時までに間に合わせなければならない」なんていう窮屈なルールは取っ払い、
「25時でも26時でも、なんなら30時でもOKや!」というミジンコ流のルールにしたのです。
実は私のコーチングメンバーさんでもこのルールを採用している人は、皆さん継続がうまくいっています。
プログラム内では私宛やメンバー全体宛に、ご自身の1日のToDoリストの結果を報告する人も多数おられるのですが、
その「毎日の結果を何時に報告するか」という点で、継続に差が出ることはよくあります。
24時を締め切りにしてそれにちゃんと間に合わせている人もいれば、
「24時ではしんどい。続かなくなる」という人は、例えば翌日の朝8時まで、という期限にしていたりもします。
人によっては「翌日の正午までならOK」というルールの人もいます。
「そんなのは当日には含まれないじゃないか!いい加減だ!」
というふうに突っ込む人もいるかもしれませんが、別に誰に迷惑をかけているわけでもなく、それぞれ自分ルールでやっていることなので、
それぐらいハードルを下げて緩くした方が、厳密で厳しいルールよりも結局継続できます。結果的にはその方がうまくいきやすいです。
これは科学的な研究でも認められている継続のコツの一つ。
厳しい基準にして継続できなければ本末転倒と言いますか、やれなくなったら意味がありませんからね。
完璧主義の人ほど、こういう点は注意した方がいいのではないかと思います。
私も「当日18時まで」とか「24時まで」とか、その一般常識にこだわっていたら、これだけ続けることは不可能でした。
その一般ルールだと、ある程度は続いてもどこかで必ずきつくなって破綻するため、
期限を守れない自分が嫌になって、途中で止めていたはず。私にとってはそれは本末転倒と言う判断でした。
もう一つ続けられた大きな理由は、
「誰かの役に立っている」
という実感があったからだと思います。
私のメルマガは、他のメルマガ配信者がよくやっているように、何も調べたりしないで、自分の頭の中にあるものをただ吐き出して書くような内容とは違っております。
メルマガとしてどちらが良い悪いでは無いのですが、私自身は自分が良いと思う内容を届けたいので、
様々なリサーチをした上で、今現在の自分にとっても役に立つレベルの内容を、
そこそこ苦しみながら書き上げる感じで書いているので、それなりの「産みの苦しみ」みたいなものがあります。
書くプロセスを楽しいと思ったことは、たぶん一度も無いです。これも歯磨きを楽しいと思わないのと同じ。
私はライター時代も書くことより、企業に取材に行く方が好きでした。「得意」と「好き」は全く違うという事でもあります。
もちろん4000回もやってきたので、もう書くのに慣れてはいます。
それでも「今夜はもう歯磨きしたくない(。>д<)」「お風呂も入りたくない(。´Д⊂) 」「今からシャワー超めんどくさいヽ(;´Д`)ノ」という日があるのと同じように、
「今日はもうメルマガなんかやってられない!書きたくない!寝たい!アニメ観たい!本読みたい!YouTube観たい!」
という日も、それなりの割合であります。
ただ、それはあくまで私の感情の話で、仕組み的には「やらない」という選択肢はないので、面倒だと思いながらも必ずやることになります。
その時に誰にも読まれていなかったら、これはメンタルが持たなかったと思いますね。
日記などのように誰にも読まれていない場合、気楽にはなるかもしれませんが、その気楽さで長期間続けるのは、私自身は無理だったと思います。
やはり読んでくれている人がおられるというのが実行するエネルギーになっています。
感想もいただくので、それを見ると「少なからず書いた内容が誰かの人生を良くしている」「お役に立てている」ということがわかります。
その感覚がわずかでもあると、人は結構続けられる気がします。
というわけでまとめますと、
1. やらない選択肢をなくすこと。
2. ハードルを思いっきり緩くすること。
3. 誰かの役に立っている感覚があること。
他にもいろいろとありますが、この3つは4000日続けられた要因のうち、特に上位に来る3つだなと思いますね。
5000日を目指す気は毛頭ないですが笑、約3年後にまた同じような話ができれば嬉しいなとは思います。


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