- 2019-6-14
- おすすめ記事, 睡眠効率アップで集中力UP
こんにちは、中西です。
今週は、スマホいじりによる脱線防止の対策や集中するためのエネルギーの話などをしてきました。
今回もこの流れで、1つ注意点を。
やるべきことに集中したいのについスマホを見てしまった場合、100%純粋にスマホ閲覧を楽しめず、
「軽い罪悪感・自己嫌悪を感じながらスマホを見ている」
という人も少なくないと思います。
そりゃやるべきことをやらずに脱線していることは、通常自分でも分かっているわけですからね。
本当の休憩タイムや休日のように楽しめず、ダラダラと、自分でも嫌々ながらみてしまうわけです。
この場合の「脱線してしまう原因」はいくつか考えられますが、意外に多くの人が気づいていない「脱線してしまう原因」があります。それは
「睡眠不足」
です。
「睡眠不足」というと、なんとなく眠気に耐えている状態をイメージしがちですが、必ずしもそういう状態だけが「睡眠不足」とは限りません。
先月のメルマガでも「睡眠不足=眠いとは限らない」という話をしましたが、自覚症状がない睡眠不足も存在します。
「自覚症状がないならラッキーやん(´-`)」と思うのは間違いで、眠気の自覚症状がない分、「タチの悪い」形でその症状が出てくることがあるのです。
その1つが、「スマホをつい見て脱線する」ことです。
ほかにも「つい漫画を見る」「ついゲームをやってしまう」「ついお菓子を食べてしまう」なども同じ。これらの原因が「睡眠不足」である可能性が少なからずあるのです。
メカニズムとしては、睡眠不足で「高度な物事を処理するためのエネルギーが脳から不足する」ため、
それを無意識に察知して、「低レベルのエネルギー状態でもやれる楽しいことヽ(´▽`)/」に手を出してしまう、ということ。
別の表現でいうと、睡眠不足でストレスホルモンのコルチゾールが増えるため、それを減らして脳を守るために、快楽を感じることに手をつけたくなる、ということです。
「スマホで脱線する」とつい「心の弱さ」とか思ってしまい、「自分ってやるべきこともやれないダメなやつだ」とか思いがちですが、
その原因は「心が弱いから」でもなんでもなく、単に「睡眠不足だから」だったりします。
なので、目の前のやるべきことを差し置いて「スマホ」「漫画」「ゲーム」「お菓子」などに手を出しそうになったら(手を出したら)、
「もしかして睡眠不足なんじゃないか?」
と疑うクセを付けてみてください。繰り返しますが、「自覚症状のない睡眠不足」は普通にあるからです。
もし心当たりがあるようなら、一度「仮眠」をとってから、目の前の勉強・作業に取り組むことをおすすめします。
エネルギーが足りなかっただけだから、エネルギーを補充してやりゃいいってことです。
単なる「睡眠不足」が原因なのに「自分は心が弱い(ノД`)」などと思って自己嫌悪に陥ると、問題が解決しないわ、セルフイメージも低下するわ、でろくなことがありません。
スマホなどに脱線しそうになったら、睡眠不足を疑って、心当たりがあれば難しく考えずにサクッと仮眠するようにしてください(-_-)zzzz
それではまた。