- 2023-7-13
- 受験を突破する生活習慣術
こんにちは、中西です。
7月も中旬に差しかかり、猛暑の日も増えて、いよいよ夏本番に突入してきました。
部屋で集中するためには、エアコンの冷房が必須の状況です。
ただ先日お話しした通り、今年の6月から大手電力会社の電気代が爆上がりしておりまして、
最も値上がりした北陸電力では4割も値上がりしています(゚o゚;;
エアコンをつける必要があるとは言え、電気代が心配な人も少なくないかと。
そこで、今回は、エアコン(冷房)の電気代の節約方法についてお届けしたいと思います。
今回のソースは、国内の業務用エアコンでシェア率4割を占め、世界の売上ランキングも1位と言う高い人気をほこり、
2021年には家庭用エアコンのシェア率も18%にまで達して、パナソニックを抜いて国内トップに躍り出た、エアコンの情報では最も信用できる
ダイキン工業
のサイト(「空気とくらし」)より、特に興味深い内容をピックアップしてお届けします。
ちなみに、私の家のエアコンもダイキンです(´ー`*)
ついでに言うと、私の親戚にダイキンで働いている人がおります。本記事との利害関係は0。
※参考:「空気とくらし」空気で答えを出す会社 | ダイキン工業株式会社
https://www.daikin.co.jp/air/life/electricbill
まず基本的な話ですが、エアコンは暖房より冷房の方が圧倒的に電気代が安いです。
暖房は下手な使い方をしたり、油断しているとあっという間にとんでもない電気代がかかりますが(月数万円など)、冷房はそこまでの心配はありません。
ただ、冷房の節電のコツを知っておけば、塵も積もってそこそこの金額になってきますし、こういう話は一生使えるので、覚えておいて損はないと思います。
では、私が選んだ「冷房の節電方法」をご紹介しましょう。
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■エアコンの設定温度を下げる前に、まず風量を強くする
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電気代に関しては、エアコンの設定温度を下げるよりも、風量を強くする方が安く済みます。
部屋で集中するために大事なのは、室温そのものというより、体感温度です。
結局、体感温度が低くなれば自分としては同じことですので、電気代が安いほうが得と言うことになります。
その意味で、エアコンの設定温度を下げる前に風量が弱い状態なら、まず風量を強くすることで、部屋の空気がかき回されて、体感温度がそれだけで下がる可能性も充分あるようです。
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■扇風機と併用する
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先ほどと同じ理屈で、部屋の特定の場所に長時間いるのであれば、エアコンの設定温度を下げる前に、扇風機を併用することで体感温度を下げることができます。
言うまでもなく、扇風機の電気代はほとんどかかりませんが、さすがに扇風機だけだときついと思いますので、
エアコンの設定温度を下げすぎずに、扇風機の風に当たることで、実質的にエアコンの温度を下げた状態と同じような感覚になれます。
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■エアコンの風量は、弱風・微風より「自動・強風」の方が電気代が安い
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これは暖房の節約方法についてメルマガでお話しした時もお伝えしましたが、風量は強い方が電気代が安くなります。
冷房の場合、風量が弱いと部屋全体が設定温度になるまで時間がかかったり、空気がかき回されづらくなったりして、結局冷房を使う時間が長くなる結果、電気代がかかりやすいようです。
逆に、風量を強くしたり、自動にしたり、扇風機やサーキュレーターで空気をなるべくかき回すようにすると、部屋全体が設定温度になるまで時間が短くなり、電気代が安くなります。
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■エアコンの風向きは、上向きor水平にする
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通常、エアコンは部屋の上部に取り付けてあります。
エアコンの風向きが下向きになっていると、暖かい空気は上に昇るため、エアコンが「まだ設定温度になっていない」と勘違いしやすくなります。
すると、必要以上に冷房を使うことになるため、電気代が無駄に増えてしまうリスクが上がります。
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以上、エアコンの冷房の電気代を手っ取り早く節約することができる、簡単な方法でした。
細かい話をすれば、他にもいろいろダイキン工業のサイトには掲載されていますが、
今回は1番汎用性が高そうで、誰でも手っ取り早くできる節約方法をチョイスして紹介しました。
冒頭でもお伝えした通り、冷房は暖房に比べて電気代はそこまで高くありませんので、
電気代を気にしすぎて、体調を崩さないようにご注意ください。
ダイキンのサイトによると
「設定温度を1度上げると、電気料金が10%安くなる」
とのことですが、値段にすると、せいぜい1ヵ月あたり数百円位だと思います。
1日あたりで違いはせいぜい数十円位ですが、設定温度を1度上げることで、暑く感じて集中力が落ちていたら、コスパが悪すぎます。
例えば26度なら涼しく感じるのに、27度だと少し暑くて集中力が少し落ちる。気分も若干憂鬱になる。
この1度の違いのために得する料金は1日数十円、1ヵ月数百円程度なら、26度にしていた方が得だと思います。
なので、この辺のバランス感覚といいますか、下手に節約意識が高すぎて、生産性を落とさないようにご注意ください。
というわけで、これから真夏に突入していきますが、基本的に電気代は上がっていますので、
ぜひ効率的に冷房を使って、快適な環境で集中して行ってください。
それではまた。