こんにちは、中西です。
私が運営している第二領域コーチングのプログラムでは、日々多くのメンバーさんとコーチングを行っています。
5月にスタートして、もう2ヶ月以上行っていますが、毎週たくさんの人とやりとりをしていて気づいたのは、
それぞれのメンバーさんが抱えている課題や問題、あるいはそれを解決した話が、「同じ時期に重なる」ことがよくあることです。
理由はよく分かりませんが、いわゆるシンクロニシティと言うと大げさですし、単に季節ごとに悩みが重なりやすい(今なら猛暑なので暑さ対策の話になりやすいなど)か、
人が抱えている生産性や生活習慣の悩みのテーマは、ある程度限られているので、母数がある程度あると、同じような話になりやすいか、
私自身がメンバーの誰かの話が印象に残っていると、それと同じテーマを抱えている別の人の課題を発見しやすくなるのか。
おそらくこのいずれかだと思いますが、とにかく毎週、Aさんが解決した方法を、別のBさんに教えてあげて解決する、みたいなことが本当によくあります。
今日のセッションでもそういうことがあったのですが、どんな内容だったかと言うと、
Kさんという女性の方が、私が毎週メンバー向けに配信している音声セミナーで紹介した、あるタイマーを購入されたのですが、
そのタイマーというのが、かなりの長時間でも設定可能なカウントダウン式のタイマーだったのです。
通常のキッチンタイマーですと、99分までしか設定できないこともよくあるのですが、99分と言う事は大体3時間ちょっとしか計測できないと言うことになります。
私がメンバーさん向けに紹介したタイマーは、何十時間でも設定できるので、Kさんは
「1日の終了時刻までの残り時間」
をタイマーで設定して、1日の仕事と勉強をスタートするようにしてみた、とのこと。
つまり、1日8時間の仕事をするとしたら、間に1時間の昼休憩を入れたとして、
午前の1日のスタート時点では、残り時間としてタイマーに「8時間59分59秒」という感じで、計9時間の長時間でも秒単位でカウントダウンされます。
8時間先とか9時間先だと、残り時間がまだ結構あるわけですが、それでも効果を感じるかKさんに尋ねたところ、
「残り時間がたくさんあっても、すごく効果を感じます!数字が毎秒どんどん減っていくので、命が削られているみたいで、緊張感もあってすごく集中できます笑
『充実とはタイマーを使うこと』
だとわかりました!」
との事でした。私が紹介したタイマーにめっちゃハマってくれて嬉しかったです笑
面白かったのは、その次に個別コーチングをしたNさん(女性)も、同じような話になったことです。
Nさんは会社勤務なのですが、会社の自分の机にタイマーを置いて、「1日の残り時間」を同じようにカウントダウン設定で、朝一からタイマーに表示させていました。
ただしNさんの場合は、私が紹介したタイマーではなく、もともと長時間設定できるタイマーを持っていて、私のアドバイスではなく自分で考えて、仕事の時にそのやり方をされていたのです。
Nさんが最近その試みをしている事は少し前から聞いていたのですが、Kさんのコーチングの後、Nさんともその話になり、
「非常に生産性が上がっています!」
とのことでした。
残り時間の数字がカウントダウンしていく効果ももちろんですが、Nさんによると
「1日の残り時間が直感的にパッとわかるのが大きいです!」
とのこと。つまり、終了時刻がわかっているだけだと
「今日は18時終了で、今は15時45分だから、残り時間はえーっと、2時間15分かな(・・;)」
と言う形で、いちいち頭の中でひと手間かけて計算しないといけないわけです。
一方、タイマーの場合は、残り時間が
「2時間15分58秒」
みたいにドーンと表示されるため、ぱっと見で残り時間が把握でき、
それによって、残り時間に合わせた段取り(調整)をしやすくなる、とのことでした。
Kさんにしろ、Nさんにしろ、こういう話を実践している当人の皆さんから直接聞くと、改めてそれぞれのやり方の効果をリアルに実感できます。
ちなみに、設定可能な時間が99分といった3時間位のレベルではなく、8時間以上の長時間計測するタイマーは、
(私がメンバー向け音声で紹介したタイマーはここでは紹介できませんが)アマゾンなどで「キッチンタイマー 長時間」などと検索すると、そういう系のタイマーは出てくると思います。
以下のタイマーも、最大100時間でカウントダウンの設定ができます。
▼K&Z 多機能キッチン&学習タイマー 最大100時間カウントアップ&ダウン-超大画面- デジタル時計・アラーム機能 大音量/消音/無音・振動- スタンド/
というわけで、「1日の残り時間」を意識すると、1日の集中力・生産性は高まりますが、
時計などで「終了時刻」として意識するより(それも悪くないですが)、
キッチンタイマーの長時間設定で「残り時間」を表示させると、(カウントダウンのパワーにより)「終了時刻」以上に集中力がアップする可能性が高いので、
今までこのやり方で試したことがなかった人は、よかったら試してみてください。
ちなみに、スマホやパソコンのタイマーアプリでも、長時間の設定でカウントダウンで表示させることは可能です。
(個人的には機器内のアプリよりも、機器とは別に単独で置ける物理的なキッチンタイマーの方が、残り時間を強く意識しやすいのでオススメです)
それではまた。