- 2019-10-30
- 勉強の習慣化, 勉強の集中力をアップさせるテクニック
こんにちは、中西です。
ここしばらく「スタンディング」で行う勉強や仕事についてお話しています。
ちなみに前々回・前回は、
「スタンディングは慣れの問題」
「スタンディングデスクはしょぼくても OK」
というお話でした。今回もこの流れで。
私自身もスタンディングの状態で勉強や仕事をやりだしてから、数々のメリットを感じることができています。
その中でも結構大きなメリットと言えるのが、
【 脱線しにくくなった 】
ということです。
これは勉強(読書)でも仕事でもいえるのですが、座っている時よりもスタンディングでやっている時の方が、余計なことをして脱線しにくいと感じます。
要するに今目の前で取り組んでいる作業に集中しやすいのです。
この感覚を正確に説明するのは難しいのですが、スタンディングの状態ですと、座っている時よりも背筋が伸びているので気持ちもシャキーンとしやすいわけです。
気持ちが引き締まっているので、集中力が高まり、別の違うことをやろうという気持ちが起こりにくくなります。これはあくまで私の実感レベルの話ですが。
視点を少し変えて言うと、座っている状態だと足の筋肉には負担がかかっていないので体としては楽なのですが、その楽さによって緊張感が徐々に薄れ、ダラダラするリスクが高まるわけです。
短時間ならそれでも問題なく過ごせるでしょうが、長時間に及んでくるとエネルギーが消費され、疲れも出てきて、徐々にダラダラしてきます。
目の前のことに集中しづらくなり、その流れで簡単に手をつけられる余計なことをしてしまいやすくなります。スマホチェックなんていうのはその典型。
仕事の場合、パソコンでやっていると今やるべき作業ではないネットサーフィンとかSNSのチェックとか、簡単にできてしまうわけです。 そしてそれで悩んでる人も大勢います。
今世の中には、これで悩んでる人がとんでもなく大勢いて世界的な問題になっているほどです。ネットにアクセスしやすくなって集中できずに悩んでいるのは受験生だけではないんですね。
ところがこれがスタンディングでやってみると、急に状況が変わって、非常に集中しやすくなります。
例えば普段座って勉強してる時はなかなか集中できない人も、電車の中で立って何か勉強をしている時は、座っている時よりも集中できる感覚があると思います。その感覚に近いものがあるわけです。
なので勉強中についスマホや漫画やゲームなどを見て集中できないと悩んでいる人は、 スタンディング学習を一度試してみるといいと思います。
前回お話ししたようにスタンディングデスクを必ずしも購入する必要はありませんし、なんなら机を使わなくてもいいと思います。まさに電車の中で立って勉強している時のあの感じで、家でもやればいいわけですね。
というわけでスタンディングの勉強・仕事は「(座ってやるよりも)脱線しにくい」というメリットもあると感じますので、このあたりで悩んでる人は良かったら一度試してみてください。
それではまた。