- 2017-5-20
- おすすめ記事, その他・雑談, 受験が終わった後について, 受験の意味を考える
こんにちは、中西です。
前回の続き。
前回は、藤田孝典氏の最新刊
「貧困クライシス 国民総『最底辺』社会」
を参考に、現代の誰もが抱えている
恐るべき貧困リスクについての話と、
「最低賃金が時給1500円になるように
選挙で声を挙げよう」
という話における私が感じた“違和感”
の正体についてお話しました。
前回の最後にも書きましたが、この資本主
義社会において、ある程度以上「経済的に
豊か」に生きていくためには、
学生も社会人も、誰もが自分なりの「勉強」
を継続的に行っていく必要があるのです。
ただし、この場合の「勉強」というのは、学
校の先生や親から「勉強しなさい!」と言わ
れるときの「勉強」とは、まったく“質”の違
う勉強になります。
学校で習う勉強内容そのものが、この資本主
義社会で「経済的に豊か」に生きていくため
に直接的に必要となる知識、などと本気で信
じている人は、高校生にもおそらくいないでしょう。
一昔前の日本においてすら、学校で習う勉強
の内容そのものではなく、
学校で勉強して⇒成績を上げて⇒
「いい大学」に行って⇒「いい会社」に入る
ことが、この資本主義会において「経済的に
豊か」に生きていくための固い方法だと信じ
られていたために、みんなこぞって必死で勉
強をしていたわけです。
つまり、今も昔も、日本において「学校で習
う勉強内容」自体が、私たちを直接「経済的
に豊か」にしてくれるなどとはそもそも誰も
思っていない、ということです。
(医師や弁護士など、「学部で学ぶ内容」と
「その後の職業」が直結している場合や専門
学校などは例外)
しかし、現代においては、どのような職業・
職種につくとしても、“人との違い”や“人と
違う価値”をアウトプットできない人は、
年齢とともにいずれ「どこにでもいる人」と
なり果て、
その必然的な結果として、「誰にでもできる
仕事」しか与えられない(作り出せない)人
となるのです。
それが最終的に何を意味するかと言うと、
端的にいえば「貧困になる」 。・゚・(ノД`)・゚・。
ということです。
残念ながらこの資本主義社会では、「どこに
でもいる人」は誰とでも簡単に取り換えられ
るので、「価値がない人」と判断されてしま
うからです。少なくとも経済的な意味ではそ
うならざるを得ません。
では一体どうすればそういった「貧困リスク」
を回避できる人間になれるかというと、
これは詳しく解説すると長い話になるので、
今回は一番重要ともいえる本質的な部分を
お話します。
それは、突き詰めていくと、ようするに
【 人とは違う人間になればいい 】
ということです。
「どこにでもいる人」が貧困リスクが高い
わけですから、その対極の側にいる「どこ
にでもいるわけではない人」は、そのリス
クが低下するということ。
ではどうすれば「人とは違う人間になれる
のか」ということなのですが、ここで先に
話した「勉強」の“質”が重要になってくる
ということなのです。
ただし、ここで言う「勉強」というのは
繰り返しますが、学校や塾で習う勉強や
受験勉強とは違い、もっと広義の「イン
プット」のことだと思ってください。
その人が長期的・継続的にどんな内容の
「インプット」をし続けるかにより、
その人の「人と違う度合」が上がります。
そして、その度合が高いほど、大筋で経済
力もある程度決まってくるということです。
(経済力は他にも複数の要素で決まりますが、
今回は本質的に一番重要なポイントをお話し
ています)
言い方を変えると「質の良いインプット」
を継続しているとお金に困りにくくなり、
「質の悪いインプット」ばかりしていると、
長期的にはどんどん経済的に困窮していく
方向に進んでいくということ。
で、ここからが本当の本題なのですが(前置きなが!)、
「質の良いインプット」
とは何なのでしょうか?
いろんな基準があるでしょうが、私自身は大筋で
「インプットするそのメディアの利用者数」
に反比例して、内容の質(厳密には情報の
「希少性」)が上がると考えています。
「メディア」とは、テレビや新聞などのマ
スコミから、雑誌や本・ネットまで多種多
様ですが、利用者数(視聴者数・読者数)
で少ない順に並べると、
人→本→雑誌→ネット→新聞→テレビ
の順番になります。右に行くほどその情報
に接する人数が多いわけです。
(ただし「雑誌より売れてる本」や「本よ
り人数は少ないが価値のあるサイト」など、
個々の例外ケースは多いです。あくまでメ
ディアとして大筋の傾向と考えて下さい)
左の「人」とは、「誰かから直接聞いた情報」や、
「自分自身の経験や気づき」といったもので、
これが一番希少性は高くなる傾向があります。
逆に毎日テレビしか見ていない人がいたら、
その人の脳内は「多くの人が知っている情報」
でいっぱいになるため、「どこにでもいる人」
になりやすくなります。
実際、低所得層ほどテレビの視聴時間が長い
という調査結果は多数あります。
上記以外にも、ラジオ・DVD・セミナーや
講義系のCDなどもありますが、視聴者・リ
スナー数が少ないほど、その情報の希少性
が高くなるわけです。
なお、質・情報量ともにもっともコスパが
高いのは「本」だと私は思います。本の平
均的なコスパは異常なほど高く、他のメデ
ィアと比べても群を抜いていますので。
したがってこういう結論になります。
長期にわたり
「人によく会って」
「自分でいろいろ経験して気づきを増やし」
「本をたくさん読んでいて」
「読者数が多くない、質の高いメディアを見ている」
人は、その人の脳内は「どこにでもいる人」
からはどんどん対極の状態になっていくため、
長期的に見れば「経済的に豊か」になれる
確率が高くなります。
よく「自己投資が一番最強で確実な投資」など
と言われますが、それはこの点を指して言って
いるわけですね。
そしてこれは、どんな業界・職業・職種で生
きていくにしても、本質的には変わらない、
いわば原理原則とも言えるポイントなのです。
というわけで、この資本主義社会において
貧困リスクを回避し、長期的に「経済的に
豊か」になって安心した生活を送りたい人は、
「インプットするメディアの希少性」を
考慮に入れながら“勉強”していくことを
強くおすすめします。
それではまた。
P.S
私はメルマガを配信していますが
「メルマガ」もメディアの一つですね。
私の無料メルマガの登録はこちらからどうぞ。
どのメルマガも新聞や雑誌などと比べて
はるかに読者数は少ないので、希少性の
観点でいうと、
内容が良ければ、長期的に読み続けるほど
あなたの希少性は上がっていき、経済的に
豊かになれる確率は上がっていきます。
だから「自分に必要な内容で、かつ、
あまり人が読んでなさそうな、かつ、
内容の濃いメルマガ(ブログ)」
を見つけたらかなりラッキーだといえます。
そういうメルマガは積極的に読んだほうが
いいのです(私もそういうメルマガや
ブログを複数読んでいます。)
このメルマガがそういうメルマガか
どうかは、あなたの判断になりますが(笑)
P.S2
以下の54時間限定キャンペーンの
音声セミナーも、「人とは違う価値」
のある人間になるための情報の1つですね。
受験で英語の長文問題が出題される人は
必ず聴いておいて下さい。
<54時間限定!英語長文ハイスピード攻略法キャンペーン>
本日18時の号外メールでもお知らせしましたが、
英語の長文問題を解くスピードをアップさせる
20分の音声セミナー
「英語長文ハイスピード攻略法」
を54時間限定で販売します。
【 5/22(月)24時まで
54時間限定キャンペーン】