- 2017-5-5
- おすすめ記事, 受験を突破する健康管理術, 受験を突破する食事法
こんにちは、中西です。
本日は5連休ど真ん中の「こどもの日」ですが、この2日は祝日のテーマに合わせて
▼「みどり」にまつわる話
▼「憲法」にまつわる話
ときましたので、この流れで「こども」にまつわる話を。
・・・と言っても、あまり受験生に直接役立つような「子供」の話は少ないので(笑)、若干強引かもしれませんが、私自身が子供のころにほぼ毎日のように学校や家で食べていたのに、今では全く食べなくなった食べ物について。
それは、「食パン(菓子パン)・マーガリン・牛乳」という組み合わせの食事です。
この3つは、私が子供のころに学校でも家でも本当によく食べていたセットですが、今では全く食べないですし、最後にこの組み合わせを食べたのは、たぶん15年以上前だと思います。また、今後もこの3点セットの食事を取ることは、恐らく生涯ないでしょう。
なぜかというと、上の3つとも体に非常に悪い可能性が指摘されているからです。
これは上の3つを常食している人にとっては信じがたい話かもしれませんが、知っている人はふつうに知っている、わりと有名な話でもあります。
あえてそんなリスクが指摘されている3点セットを食べなくても、他に栄養価も高く、値段も安く、簡単に作れて、体にもいい食べ物がいくらでもあるので、わざわざ食べる意味が全くないと私は考えています。
体に悪いと思われる順番で簡単に解説すると、まずマーガリンは海外でも禁止・規制が続出している「トランス脂肪酸」が含まれています。
トランス脂肪酸との関連が報告されているおもな病気としては、がん・アルツハイマー病・不妊症・糖尿病・心臓病・うつ・子宮内膜症・ADHDなど、驚くほどたくさんあります(;゚ロ゚)。
アメリカの食品医薬品局(FDA)は、「トランス脂肪酸摂取量の削減で、年に2万件の心臓発作と7000人の死亡を減らせる可能性がある」とまで発表しているほどです。
数年前にアメリカでは完全に使用が禁止されましたし、ヨーロッパ諸国でも含有量の規制が進められ、中国や韓国でも含有量の明記が義務づけられました。
ところが、こんなに明々白々な有害物質トランス脂肪酸を、日本では未だに規制がされておらず、具体的な対策も進んでいません。
私がトランス脂肪酸を含む食品の会社の社長なら、国の遅れた規制基準など関係なく、会社を最悪潰してでもそんな食品の販売は停止しますね、絶対に。
なおトランス脂肪酸は、原材料名のところには「植物油脂」と書かれていることが多いので要注意。「植物」と書かれているからなんとなく健康そうなイメージだわぁヽ(´▽`)/なんて思わないようにしましょう。
余談ですが、以前こちらの記事にも書いたとおり、「植物油脂」はコーヒーに入れるミルクにも含まれています。
牛乳のほうは、こちらは昔から「健康飲料の代名詞」的な存在ですが、これも知ってる人は普通に知ってる話として、多くの健康リスクがたくさんの医師・研究者・専門家から指摘されている飲み物なのです。
杏林予防医学研究所所長の山田豊文氏によると、牛乳には子牛の発育に必要な成長ホルモンが高い濃度で含まれており、搾乳量を増やすために「人工的な成長ホルモン剤」が投与されていて、それが牛乳の中にも混入しているとのことです。
さらに、よくある牛乳アレルギーは「カゼイン」というたんぱく質が原因ですが、これがアレルギーの原因だけでなく、がんリスクを高めることも研究で明らかになっています。
ほかにも、牛のエサに含まれる農薬や抗生物質が牛乳に混入する恐れも指摘されていたり、骨を強くするにはマグネシウムも同時に必要なのに、マグネシウムが少なくカルシウムだけやたら多い牛乳は、逆に骨を弱くするということです。
また牛乳には「乳糖」という糖分が含まれていますが、アジア・アフリカの成人の場合、この乳糖を分解するための消化酵素が少ないため、消化不良を起こしやすいようです。実際、私もそうですが「牛乳を飲むとお腹がゴロゴロする(下す)」という人は少なくありません。
・・・えっと、こんな飲み物のどこが「体にいい健康飲料」なのでしょうか?まったく意味がわかりません。学校給食で子どもたち全員に無理やり飲ませるとか、もうア○なのですかと。これなら公園の水道水の方がまだよっぽどマシだ(-_-)と思うのは私だけでしょうか。。
その他、牛乳の危険性を指摘した研究本などの紹介は、以前こちらの記事でも書きました。
最後のパンについては、原材料の小麦が体に合わない人が多いというのが理由の1つ。
最近では「グルテンフリー」と呼ばれる小麦を食べない食事方法が世界的にスポーツ選手や健康志向の人の間で大流行していて、パンや麺類など小麦が多く含まれる食べ物を摂らないことで、「体の調子が良くなったヽ(´▽`)/」と感じる人が続出しています。私も意識してやっているのですが、本当に体調が全然ちがうと感じます。
そもそも菓子パンには上記のトランス脂肪酸が含まれていますし、先の山田氏によると市販の食パンはとくに乳製品・砂糖・マーガリン・ショートニング、その他の食品添加物が多く含まれているということです。
参考:「いつものパン」があなたを殺す(デイビッド パールマター (著), クリスティン ロバーグ (著))
こういうことを書くとすぐ「そんなことを言い出したら、何も食べられなくなるよ!」みたいなことを言って、食に注意を払うことを投げ出す人がけっこういるのですが、私も完全にそっち派なので気持ちはわかるのですが、最近はそうやって投げ出すのはどうかなとも思うわけです。
難しいことをいろいろ書いたように見えるかもしれませんが、実際にやることは「とくに危険だと指摘されている食べ物を控える」だけなので、大して面倒くさくないんですよね。
ただ、こんなに体への悪影響が指摘されている3点セットが、学校や病院の給食で、いまだに強制的に出されているのはどうかと思います。
とくにマーガリンと牛乳を学校給食で出して、子ども全員に無理やり食べさせている点に至っては、個人的にはもうクレ○ジーとしか思えませんね。
食べたい人は否定しませんが、これだけ多くの専門家から危険性が指摘されていて、非常に危うい食べ物であることが判明しているわけですから、せめて食べるかどうかを選ばせろよヽ(`Д´)ノと思います。
というわけで、「食パン(菓子パン)・マーガリン・牛乳」というのは、朝食や給食で普通に食べている人も多いですが、非常にリスクの高い食べ物の3点セットになりますので、これまで常食していた人で、長生きしたい人は(゚_゚;)、今後も食べるかどうか一度検討してみることをおすすめします。
また、マーガリンをバターに変えたり、牛乳を豆乳に変えたり(私は豆乳を毎日飲んでます)、パンも全粒粉のパンやできるだけ手作りパンにするなど、体への悪影響が少ないものに「代用」することはそれほど難しくないので、止めるのが難しい人は「代用」で検討してみてください。
それではまた。
<関連記事>