- 2018-5-14
- おすすめ記事, 勉強のやる気アップ法
こんにちは、中西です。
勉強に集中できないときに、何が原因かを把握するための、簡単でわかりやすいチェックポイントを挙げるなら、
「睡眠」「食事」「運動」
の3点セットになります。
この3点をまずチェックしてみて、いずれかに原因がありそうな場合は、それぞれの対策を講じる必要が出てくるわけです。
ちなみに、私は「集中力」と「やる気」と「モチベーション」を明確に区別していて、その定義はこれまで何度もお話しておりますが、
▼「集中力」「やる気」「モチベーション」の違いがハッキリわかる基準
私の定義では、「睡眠」「食事」「運動」の3つは、いずれもすべて「やる気」の対策になります。
なぜこの3つが「やる気」の対策になるかというと、机に向かって集中する「以前(直前)」に行うことだからです。
私が提唱している「集中力ピラミッド」の概念を理解していない人は、このあたりで何を言ってるのかわからなくなります(笑)
最近メルマガに登録した読者さんも多いので(この週末も土日だけで数百人に登録いただてます<(_ _)>増加ペースやばすぎ)、あらためて集中力ピラミッドのイメージ図を書いておきます。
「集中力」を頂点にするピラミッドだと思って↓を見て下さい。活字なので見にくいのはご愛敬(笑)
———————————
<集中力ピラミッドのイメージ図>
———————————
↑集中力・・・現在
↑
↑や る 気・・・直前
↑
↑モチベーション・・・過去
※↑は時間の流れ
———————————
「睡眠」「食事」「運動」は、いずれもタイミング的には集中する「以前(直前)」に行うこと。よって、その3つは、上の図の「やる気」の対策に該当するわけです。
ただし、図の通り、「やる気」の上には「集中力」がのっかっていますので、睡眠・食事・運動の対策がおろそかになって「やる気」が出ないときは、
その上にのっかっている「集中力」にもマイナスの影響が出てしまいます。
つまり、睡眠・食事・運動のいずれかに問題があると、「やる気も出ないし、(やる気が出ないんだから)当然集中力も出ない」ということになります。
「集中力」も「やる気」も「モチベーション」もごっちゃにして、全部一緒くたに語っている専門家やら先生は本当に多い(というか大半)ですが、
その「定義をあいまいにしていること」が、的外れなアドバイスをしたり、問題を解決できない原因なのです。
上のピラミッド構造を頭の中で理解できているかどうかが、最終的に、集中できるかどうかを左右するわけですね。
なので、いつもどこか絶好調になれない人は、
「睡眠・食事・運動のうち、自分はどこが弱いか?」
と考えてみることをおすすめします。
3つは同じ「やる気」の対策に当たるとはいえ、全然種類が違います。
人によって「睡眠と運動はできてるけど、食事がやばい」とか「食事は大丈夫だけど、運動と睡眠がピンチ」とか、「食事はばっちり。運動はそこそこ。睡眠がかなりやばい」などなど、
3つにおける各自の弱い・強いがあるわけです。
自分が3つの中の「どこが弱くなりがちか」をまず把握することが、高いレベルのやる気を維持して、気持ちよく集中するための条件になるわけですね。
それではまた。