- 2017-9-27
- おすすめ記事, 受験を突破するマインドセット, 受験生の中間・期末テスト対策, 潜在意識・自己暗示の活用, 試験本番の対策

(今回は前説で「東京湾納涼船」に
初めて乗船した話、その後本題に入ります。
前説には興味ない方は、スクロールして
下の本題へ行ってくださいませ)
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こんにちは、中西です。
昨日は、夜の東京湾にて
「東京湾納涼船2017」
というイベントに初参加。
こんな感じのイベント(ツイッター)
サイトはこちら。
東京湾の海上に出たのは人生初ヽ(´▽`)/
そもそも船に乗ったのが何年ぶりか
記憶に無いほど。。
乗った船は4階まである大型船で、最大
1,500人が乗れる船のようですが、昨日の
乗客数は、ざっくり300人くらいでしょうか。
6割がゆかた女子、4割がその他のサラリー
マンやらOLさんやらカップルやら大学生
男子やら、外国人やら、よくわからんお
っさんやら。
とにかく街のお祭りの船上版ですね。
レインボーブリッジの下をくぐったときも
興奮しましたが(実はここが景色のピーク)
その後は、夜景が終始遠くに見え続けるだ
けで、景色的には途中からはそんなに何か
楽しめる感じでもなかったです。
ただ、船上がずっとお祭り状態で、
ゆかた女子3人組のダンスパフォーマンスやら
ミスチルみたいな声した男性2人組バンドのライブやら
(↑相当な実力派でしたが名前忘れた)
その他、屋台系の食べ物もたくさん売って
おり、ほんとうに街のお祭りですね。
私はなぜかケバブ店で中東風の外人店員か
ら「無料で大盛りにするから買って」と片
言でせがまれ、ケバブ系のよくわからん肉
を大盛りで食べることに。まあ糖質制限的
にはOKですが何の肉食ったんだろ(´-`)
19時ごろに出発して、東京湾をぐるーっと
回って、21時に戻ってくる流れで、毎日こ
の時間にやっています。今年はたしか10月9日まで。
とにかく風も良い具合に吹いていて、気温
も高すぎず、低すぎずでちょうどよく、
夜景もきれいで、非常に気持ちのいい2時間でした。
あと、“ゆかた効果”かもしれませんが、
かわいい子多すぎ(ナンパ禁止の張り紙が
山ほど貼ってましたが(・・;))。
今思い出しましたが、下の階はデッキが
空いていてほとんど誰もいなかったのです
が、我々の隣にいたカップルが突然ブチュ
~~とやり出したわけです。人いるのに。
ああいう男に後ろからとび蹴り食らわした
ら何かの法律に触れるんでしたっけ?確か
何かの法律に触れる気がしたので蹴るのは
止めましたが・・・嫌いやわぁ(`´)
なお、個室も予約できるので、飲み会や
合コンぽいことやら、パーティやってる
団体もかなりいました。
個室は窓ガラスなので(夜景を観るため)、
デッキを歩いていると船内の個室でいろい
ろパーティやってるのが丸見えなのです。
ビジネス会食やってる50代サラリーマン
もちらほら。
あ、言い忘れましたが、これだけ濃密な
お祭りタイムをすごせて、通常2,600円で
すからね。個人的にはかなり安いと思います。
しかも今は夏休みが終わったからか、寒く
なり出したからか、2,100円になってます。
さらに平日ゆかた姿でいくと1,000円割引
(いまいちよくわからんシステムですがお得)。
この値段でサワーやビールも飲み放題なの
で(=´∀`)、酒飲む人ならどう考えても安
いですね。
期間限定のイベントで、今年はあと2週間
弱くらいやってますので、興味のある人で
行けそうな人は、仲の良い人と一度行って
みてください。
(ただ子ども連れの家族で行く感じではな
い気がします。夫婦はいたと思いますが。念のため)
東京湾の海上でも、スマホで仕事ができた
ことに驚きながら、本題。
■直感は8割正しい「ファーストチェス理論」
人の性格にはいろいろありますが、その中
で「優柔不断」な性格というものがあります。
優柔不断というのは、ようするに「判断が
遅い」ということですが、何を隠そう私の
性格のことであります(>_<。)
ただ、私も含め「優柔不断な人」というの
は、必ずしも生まれ持った性格だけとも言
えない部分があるのです。
なぜなら、「より良い判断をしたい」「よ
り正確な判断をしたい」という“思考”が
ベースにあって、その結果、優柔不断にな
っている場合もあるからです。
その場合、元の性格ではなく、その“思考”
を修正すれば優柔不断にはならなくなります。
おそらく「より正確な判断をしたい」と思
う瞬間の典型例は、受験や模試・テストな
ど、「試験で問題を解いているとき」では
ないでしょうか。
試験では当然よく考えないと解けない問題
も多いわけですが、一方で、一つの問題に
ずっと熟考している時間の余裕があるわけ
でもありません。「より正確な判断」を
「より早く」して行く必要があります。
たとえば、選択問題で「こっちが正解のよ
うな気が非常にするが、本当にこっちでい
いか?」みたいに考え出してわからなくなり、
一方で時間も過ぎて「もうこれ以上、どっ
ちが正解かを考える時間は無い」となるこ
ともあると思います。
そういう切羽詰まった状況になったら、
「直感的に正しいと思う方」
を選んだ方が、結果的に正解になる可能性
が高いです。
「ファーストチェス理論」という理論があ
るのですが、これはチェスの名人に盤面を
見せて次の手を考えてもらったところ、
30秒以内で導き出した答えと、30分~1時
間くらい長考して導き出した答えは、86%
が一致したそうです。
つまり、その分野・テーマについてそれな
りに経験・知識がある場合は、直感的に短
時間で決めても、8割以上の確率でその答え
で合っているということです。
昔、将棋の羽生善治さんが「直感は70%正
しい」という趣旨のことをおっしゃってい
ましたが、羽生さんの経験則から来る発言
とも、このファーストチェス理論はおおよ
そ一致してますね。
「直感で決めた答え」とは、本当に当てず
っぽうのことではなく、脳がふだん意識し
ていない潜在的な部分に蓄積されているデ
ータを駆使して答えを導き出し、それを
「直感」として答えを出していることが少
なくないわけですね。
部活などでスポーツをやっていた人ならわ
かると思いますが、スポーツで「うまくな
る(上達する)」というのは、経験値を積
んでいくことにより、直感的な判断がどん
どん早く・正確になっていくことを指します。
試験においても同じで、すべての問題を常
に直感でやっていてはダメですが、どっち
が正解かわからなくなり、残り時間が無く
なって本当に切羽詰まったときは、直感的
に正しいと思う方が正解になることが多い
ということです。
よく「最初に正解だと思った選択肢が、
やっぱり正解だった(つД<)・゚。」と模試な
どで嘆いている受験生がいますが、
「最初に正解だと思った方」は余計な思考
が入らず直感がさえた状態で決めた答えな
ので、中途半端に考えすぎるより正解しや
すかったりします。これもファーストチェ
ス理論の一例でしょう。
というわけで、ある程度その分野の知識・
経験を積んでいるなら、「直感」というの
は一定以上信用できますので、
試験など何か切羽詰まったときはこの話を
思い出してみてください。
それではまた。