こんにちは、中西です。
センター試験も約1ヶ月後に
迫ってきました。
大学受験生にとっては1日1日が勝負で、
毎日必死で過去問に
取り組んでいるかと思います。
そんなわけでここ数日、
過去問や試験本番における注意点を
ガンガンお伝えしています。
とくに決めているわけではないのですが、
今からセンター試験までの1ヶ月くらいは
「試験対策系のネタ」
の割合が増えると思います。
本題へ。
これはセンター試験に限らず、
すべての試験に当てはまるのですが、
試験というのは
【 前から順番にやっていく必要はない 】
という当たり前の事実を今回は
確認しておきましょう。
たとえば「教科書」であれば、
前から順番にやっていくことで、
実力がしっかり身についていくことが
少なくありません。
そもそも教科書はそういう
「前から順番でやっていく」ことが
前提の構成になっていることが大半です。
前から順番にやっていかなければ、
次のステップに進んでも意味がない
(or意味がわからない)
場合が多いわけで、
これは教科書に限らず、
参考書や問題集でも、だいたいそういう
「前から順番にやっていく」ことが
前提の構成になっています。
ただ、構成がそうなっているからといって、
必ずしもバカ丁寧に前から順番に
やっていく必要はない
のは言うまでもありませんね。
日本史の問題集は必ず縄文時代からやって
いく必要があるかというと、
全然そんなことはないわけで、
「試験で出やすい近現代からやる」
というやり方をしてもいいわけです。
つまり「構成」が
“前から順番でやっていく前提”で
作られていたとしても、
実際にやる際には
その「構成」に合わせてやる必要はないと。
そして、それは試験においても
同じなのです。
とくにセンター試験はそうですが、
どの科目も毎年決まったパターンの構成で
出来ています。
過去問を見るとその構成があまりにも
しっかりと確立していて毎年同じなので、
まるで
「必ず前から順番にやっていきなさい」
と言わんばかりの無言の圧力すら
感じてしまいます(笑)。
が、実際のところ「試験本番」において、
前から順番にやっていかなければならない
合理的な理由など存在しないのです。
教科書や参考書のように
前から順番にやっていくことで
実力がしっかり身に付いていくなら
まだしも、
「試験本番」においては
前から順番にやっていく意味は
ほとんどなく、
「その試験の点数が最も高くなるであろう
順番で解いていく」
のが正解となります。
その意味で
「出来るところからどんどん解いていく」
のは重要なコツですね。
当たり前ですが、本番では解けない
問題・大問にこだわって延々と考え続ける
時間の余裕はありませんから。
ちなみに私は、センター試験の国語は
「漢文」「古文」「評論」「小説」
の順番にやっていきました。
私にとってはその順番でやるのが、
一番国語の得点を高くすることが
過去問をやりながらわかったからです。
こういう「本番で解く順番」を、
全科目にわたってチェック
してみてください。
これまであまり
「本番で解く順番」について
意識してなかった人は、
それを意識して順番を変えるだけで、
点数がガンと上がる
可能性もありますヾ(´▽`)ノ。
あなたが受験する全科目において、
どういう順番で解くのがベストなのか、
一度しっかり時間をとって
考えてみてください。
その時間は絶対にムダにはなりませんから。
それではまた。