- 2016-2-16
- その他・雑談, 受験を突破する健康管理術, 受験を突破する食事法
こんにちは、中西です。
2月6日に、ここ数年話題になっていて
全国的に実践者がものすごく多い
「糖質制限ダイエット」
の第一人者である桐山秀樹さんが
急逝されました。享年61歳。
この話は母からのメールで知ったのですが、
彼が書いた「おやじダイエット部の奇跡」
という本はかなり有名で、
それを書いた方が亡くなったと知り、
これを報じた週刊現代を買って
記事を読んでみました。
私はダイエットとしてもそうなのですが、
糖質制限と集中力の関係にも興味があり、
自分なりにある程度
糖質制限は実践していて、
糖質制限のメカニズムも
理解しているつもりだったので、
桐原さんの急死をもって
「糖質制限=すごく危険。即辞めるべき」
的な記事を書いているとしたら
ちょっと違うんじゃないかと
思いつつ読んでみました。
で、記事を読んだ感想。
結論としてはこの記事は
やや否定派よりでしたが
きちんと賛否両論を併記していて、
専門家の間でも
「真っ二つに意見が分かれている」
事実を書いていたので、
かなりまともな方の記事
だったと思います。
糖質制限ダイエットの詳細は
今回は長くなるので省略しますが
まず桐山さんはもともと、糖尿病を
糖質制限で改善された方なのですが、
その以前の糖尿病のときに動脈硬化で
心臓肥大になっていたそうです。
その後、糖尿病は改善しましたが、
そのときの血管の状態は、
糖尿病になるまでの高血糖の期間によっては
簡単には元に戻らない場合があるようです。
なので、糖尿病が治っても
突然再び心筋梗塞になる恐れは
否定できないとのことで
今回はそれが原因だった可能性がある
という医師の見解が掲載されていました。
いずれにしろ、
ここまで専門家の間で賛否が分かれると、
もはや素人では判定不能です。
一つ事実なのは、
糖質制限でやせて、調子もいい
ここ何年もそれで調子がいい
なんていう人は五万といる
(五万どころではないですが)
事実があります。
それ以前に、現代人は日本に限らず
ほとんどの国で糖質をとりすぎなのは
間違いないと思います。
なんせ糖尿病(2型)は、予備軍も含めて
日本だけでも1300万人以上もいますからね。
世界だとたしか3億人以上だったはず。
個人的にはこのダイエットをやる場合に、
リスクが怖いと思う人は
「完全に全食事で糖質0」
にするのではなく、
「炭水化物を半分に減らす」
「夜だけ食べない」
など、プチ糖質制限ぐらいの感じでやるのが
一番いいような気がしていて、
実際に私はそうしています。
あと、間食から減らすとかね。
私ももう一年近くチョコ・スナック菓子・
デザートなどは食べてないです。
不幸なことでしたが
桐山さんの死は糖質制限について、
また健康やダイエットについて
多くの人が改めて考えるきっかけを
提供してくださった気がします。
それではまた。