- 2023-12-4
- 受験を突破する食事法, 睡眠効率アップで集中力UP
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【今日のFocus】
「魚をよく食べると、睡眠の質が高まる」
【解説】
ペンシルバニア大学の研究で、中国人の子ども541人を対象にした調査によると、
魚を週に1回以上食べる子どもは、そうでない子どもと比べ、夜中に目覚めるといったケースが少なく、全体として睡眠の質が高いことが分かりました。
さらに、毎週魚を食べる子どもは、そうでない子どもと比べ、IQ(知能指数)テストでも平均点がより高くなりました。
今回は子どもを対象にした研究ですが、別の研究で魚に含まれる成分と頭痛の改善との相関も確認できています。
これは私(中西)の推測ですが、おそらく大人でも似た結果になる可能性が高いです。
【参照】本メール下部に記載
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<編集後記(雑談)>
「魚を食べると頭が良くなる」
というのは、昔から言われていますし、IQテストの結果が良くなったのは、なんとなく腑に落ちる人も多いと思います。
今回驚いたのは、魚を食べることで「睡眠の質」まで高まるということです。
私自身も魚料理を食べた日は、食後でも調子が良いことが多いです。
焼き魚や鍋の魚などはもちろん、お寿司やファーストフード店でも、ハンバーガー系よりフィッシュバーガー系の方が、食後の調子が良いと感じます。
つまり、魚を食べた直後は集中力にはプラスに働いている可能性が高い。
しかし食べた直後だけではなく、その当日やその後1週間位の睡眠にまで影響を及ぼしている可能性があるわけです。
どうやら私たちが思っている以上に、魚を食べる事は集中力にプラスになっている可能性がありそうですね。
【参照】
Eating fish improves kids’ IQ scores and sleep, study says
https://edition.cnn.com/2018/01/03/health/fish-sleep-iq-children-study/index.html
The mediating role of sleep in the fish consumption – cognitive functioning relationship: a cohort study
https://www.nature.com/articles/s41598-017-17520-w