- 2015-10-21
- おすすめ記事, 効率的な勉強法~基礎編~, 参考書学習テクニック, 英語の勉強法
こんにちは、中西です。
私は受験生時代に
「DUO」
という英単語帳を使っていたのですが、
これは個人的に本当に
素晴らしい英単語帳でした。
ご存知の方も多いと思いますが、
簡単に言うと、
受験で必要な英単語1600語と
英熟語1000語が、
560本の英文を覚えるだけで
マスターできてしまう
という単語帳です。
英単語や熟語は、それ単体で覚えるよりも、
生きた文章の中で覚えるのが
一番記憶に残りやすいのは
言うまでもありません。
ただ、速読英単語のような
英語長文が何十個もあるような
テキストで覚えようとすると、
その長文をすべて読み込む必要があるので
非常に時間がかかります。
また、よくある
「1語につき1つの例文」
のような単語帳だと、
単語と熟語の数だけ例文を覚える
必要が出てきます。これは大変。
DUOはそれらをうまく
たった560本の例文に凝縮した上で、
さらに、
560本の中に同じ単語・熟語の
「重複もない」
という点が画期的でした。
しかも英文にぎこちなさや
無理やり作った感は無く、
自然で内容も興味深い英文ばかりです。
まあ好みはあるかもしれませんが、
英単語(英熟語)帳をお探し中の方や、
他の単語帳で挫折している人などは、
個人的に迷わず手に入れたほうがいい
レベルの逸品だと思いますね。
このDUOを私が購入した理由は、
上のような構成によって
「最終的に、すべての英単語・熟語を
60分で復習できるようになる」
というふれこみがあったからです。
実際、これをやり込んで行ったら、
受験の直前には60分もあれば
すべて総復習できるように
なっていましたヽ(´▽`)ノ。
たしか、受験の前日も
宿泊先のホテルで60分ほどかけて
復習した記憶があります。
また、そこそこ面白い英文ばかりなので
復習そのものが、ふつうの単語帳より
はるかに楽しかったです。
私はずっとこのDUOをやりながら、
「最終的に、すべての英単語・熟語を
60分で復習できるようになる」
ようになった自分を
イメージし続けていました。
参考書学習においては、こういう
「最終的にラクになったイメージ」
を強く持ちながら勉強していると、
勉強が楽しくなりますし、
やる気も出やすいです。
参考書学習というのは、
最終的には
「1冊を完璧に仕上げる」
ことがゴールになります。これは鉄則。
そしてその最終的なゴールに
近づけば近づくほど、
ほとんどの場合、
「楽しい」
という感覚を伴うようになります。
これまで四苦八苦していた内容が、
何周もやり込んでいくうちに
どんどんラクに理解できるようになり、
完璧な状態に近づいていくわけです。
この状況を「楽しい」と感じるのは
ある意味で当然。
ただ、それまでがしんどいわけ(。´Д⊂)
この「楽しい」と感じる最終的なゴールを、
参考書学習中は、
常に強く強くイメージしながら
勉強してください。
私はそれが
参考書学習を楽しむコツ
だと思っています。
単に参考書のノルマを
毎日こなしていくだけだ思うと疲れますが、
「最終的な楽しいイメージ」
を強く持って勉強すると、
楽しみながらやる気も出ますからね。
それではまた。