- 2015-9-9
- おすすめ記事, 潜在意識・自己暗示の活用
こんにちは、中西です。
前回の記事、
「あなたの合格以外の『裏目的』は何ですか?」
が思いのほか好評だったのでヽ(´▽`)ノ
今回もそれ関連で。
前回の記事をまだご覧になっていない方は、
こちらからどうぞ。
前回もお話しましたが、
「裏目的」
というのは“本音全開”の内容である
ことがポイントです。
ここで自分に嘘をついても
何も意味がありませんからね。
そして本音全開であるなら、
それがたとえ世間一般的には
多少眉をしかめるような
負のモチベーションであっても、
まあオッケーってことしましょうよ
・・・という話でした。ここまでが復習。
今回の話は、その裏目的を
「自分の心に刻み込む」
ための方法論の1つです。
たとえ本音だとしても、
それが自分の中の裏目的であることを
しっかり自覚し、
日常的に意識し続ける必要があるのです。
日常的に意識し続ける
もっとも単純な方法としては、
「心の中でその目的を
反芻(はんすう)する(繰り返す)」
というものがあります。
単純に心の中でその目的を何度も
繰り返すわけです。
前回の例でいえば、たとえば
「オレが早稲田にも合格できる人間である
ことを証明してやる!」
なんて言葉を何度も心の中で繰り返すと。
それが本音であるなら、それを
心の中で繰り返すたびに
勉強のモチベーション(≒やる気)
が高まります。
目的を持ったなら、それを1日の中で
何度も反芻(はんすう)しなければならない、
ということです。
次の方法としては、シンプルに
「目標を紙に書く」
ということです。
個人的には単語カード
なんかに書くのもおすすめ。
そしてカードに書いたその目標を
机の脇などに置いて、
ときどきその目標を
チェックしながら勉強します。
「心の中の反芻」も
「紙に書いて見る」
という方法も、ともに
「自分の意識にその裏目的を刷り込んでいく」
という意味では同じことなのです。
基本原理としては、
「催眠術」とか「お祈り」
なんてのもこれと一緒だといえます。
このあたりの話については、
だいぶ前にこちらの記事でも書きました。
そして、これら以外にもう1つ、
「自分の潜在意識にその裏目的を刷り込んでいく」
方法があるのです。
それは、
【 ICレコーダーで自己洗脳する 】
という方法です。
これは以前私が
「紙に書くと効果があるなら、その内容を
音声で聞いたらより効果が高いのでは?」
という仮説を立てて一時期やっていた方法で、
ICレコーダーに自分の声で
「目的」なり「目標」なり「セルフイメージ」なり
の言葉を短時間でいいので繰り返して吹き込んで、
自分で空き時間にイヤホンで
リピート再生して聞くという、
絶対家族や友人に聞かれてはならないディープな方法
でございます。
ちなみにICレコーダーは、
暗記法としても使えて、
隙間時間も有効に使えるので、あると便利。
余談ですが、実はその後しばらくして、
私が大変尊敬するある
天才経営者の師匠の方も、
若い頃全く同じことをやっていた
という話を聞きました
(その話を私に教えてくださったときには、
私は自分もやっていたことを恥ずかしくて
言えなかったのですが(笑)、
心の中で「同じことされてたんだ!」と驚いてました)。
その話を聞いてから、
自分一人でやっている
ディープな方法でもなく、
わりと汎用性がある方法なんだと気づいた次第。
まあ知らない人がその音声を聞いたら確実に
「キモい人」
認定になるわけですが(。´Д⊂) 、
脳の原理を考えたら
極めて理にかなっているわけです。
前回から言ってますが、
自分一人だけの話ですし、
この際、常識は捨てときましょう。
音声というのは、
単に紙の活字を見るよりも
記憶に残りやすいです。
同時に、潜在意識にも入りやすいのです。
催眠術も必ず
「音声」で「同じ言葉」を「繰り返す」
わけで、それと同じ。
催眠術というと胡散臭いですが、
「催眠療法」ってのも普通にありますので、
この手法はスピリチュアル系ではなく
普通に学問分野の範疇かと。
ま、このディープな方法を読者さん全員に
激しく推奨する気はサラサラありませんが、
「裏目的をがっちり心(潜在意識)に刻み込んで
モチベーション(≒やる気)をマックスに高めたい!」
という人には、そういう方法論もあるというお話でした。
興味があれば試してみて下さい。
それではまた。
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