- 2015-9-26
- おすすめ記事, 勉強のやる気アップ法
こんにちは、中西です。
数日前に、
「勉強のやる気が出ないとき」
に一気に復活できる方法をご紹介しました。
この記事でご紹介した方法は、
かなり“重め”のやる気低下状態から
復活するテクニックでしたが、
今回はもう少し“軽め”の
やる気低下状態から復活する方法です。
わりとよく紹介される
勉強のやる気を高める方法の1つとして、
「少しでもいいから勉強をやり始める」
というものがあります。
人間の脳には
側坐核(そくざかく)
という部位があり、
物事をやり始めることでその部位が刺激され、
やる気がムクムクと沸きあがって、
気づいたら勉強モードに入れる
というシンプルな方法。
この脳の仕組みは一般的に
「作業興奮」
といわれ、心理学者のクレペリンが
提唱したと言われているのですが、
この「作業興奮」というワードについては
個人的に、どうも私のリサーチ能力が
あまりにも低いために、
正式な用語としての確認がとれませんでした。
それについては、
私が調べた内容と共に
昨日の記事で詳しく書きました。
▼疑惑浮上!「作業興奮」という用語は
存在しないんじゃないか説
上の記事にはいろいろと書いていますが、
私自身は、たぶん「作業興奮」という用語は
普通に正式に存在しているのだろう、
と思っています。またそれを望んでいますし、
そうでないと困りますし。。
とはいえ、残念ながら、未だに
私の見識では「作業興奮」というワードが
スラングのような俗語なのか、
ちゃんとした用語なのか判断できないので、
それが判明するまで、このワードを使うときは
「(いわゆる)作業興奮」
と表現したいと思います<(_ _)>
話を戻します。
この「(いわゆる)作業興奮」 の
メカニズムは、別に勉強に限らず、
習い事でも遊びでもスポーツでも掃除でも、
【 実際にやり出すと、やる気が出てくる 】
という脳のメカニズムなのです。
これは、作業興奮のワードの信憑性とは別に、
側坐核(そくざかく)という
脳の部位が刺激を受けることで
「やり出すと、やる気が出てくる」
という作用は説明できます。
ここまでの説明だけでも
役に立つ人には使える話になるかと思いますが、
もう1歩、ふみこんで考える必要があります。
リアルに勉強のやる気が
低下している状態を考えたときに、
この説明だけでは不十分だと
私は感じるのです。
なぜそれがそう感じるかというと、
私がスーパー怠け者だから。
私のようなスーパー超絶マンモス鬼
怠け者の人間にとっては、
この側坐核や「(いわゆる)作業興奮」の
説明だけでは足りないのでございます。
どういうことか?
たとえばこんな状態になる
ことはないでしょうか。
「夕食後、ゴロっと寝転んだまま
テレビを観てしまった。
そろそろ勉強しないといけないとは思うが、
勉強机に向かうのがめんどくさい(。´Д⊂) 」
・・・この状態で
「とりあえず勉強をやり出せば、
作業興奮でやる気は高まるんだよ!」
とか言われても、その最初の
【 「とりあえずやり出す」がそもそも出来ない 】
のです。。。
あるいは、
「帰宅してすぐ、冷蔵庫を開けて
ジュースを取り出し、
ついでに棚にストックしてある
じゃがりことブラックサンダー
を取り出してソファへ。
ソファに座って、
帰宅してほっと一息ついた流れで
じゃがりこをバリバリ食べながら
ときどきティッシュで指をふきふき、
スマホを少しいじる。
少しだけ休憩。
・・・のつもりが
小一時間もたっているΣ(゚Д゚;)。
もう勉強机に向かわないといけないと思うが、
なんかちょっと眠くなってきたぞ」
・・・的な状態です。
「は?なにそれ?
そんなダラシナイ状態になんて、
今まで一度もなったこと無いわ!」
という受験生として理想のツッコミを
入れられる方は以下は読まなくていいです。
また次回のメルマガでお会いしましょう。
いっぽう、
「あーあるある、そういう状態。しょっちゅうあるよ
まるで自分のことを言われているみたいだ」
と思ったあなたは、私と友達になれそうです。
心当たりがある方は以下をお読み下さい。
この状態というのは、体が完全に
リラックスモードに入ってしまい、
もう動くのも立ち上がるのも、
めんどうになった状態です。
他人から見ると「病人かよ」と
言いたくなりますが、
まあ日中疲れきって帰宅して、
一息ついたらそんな状態になる
こともあるわけですよ。
もちろんほとんどの場合
意識はあります(笑)ので、
気持ちとしては
「ああ、勉強しなきゃ。机に向かわなきゃ」
とは思うわけですが、
もうゴロンと寝転んだ姿勢、
ソファや座椅子などにゆ~ったり座った
「ただいま極楽なうやで~」
的な姿勢から、
ガッと立ち上がって
勉強に机に向かうのって、
かなりのエネルギーが必要になります。
車は走っているときより、
停車している状態から動き出すときに
一番ガソリンを使いますが、
それと全く同じで、
人間も停滞状態から動き出すのは
非常に大きなエネルギー(心理面も含む)
が必要になるのです。
そう考えたときに、上の
側坐核や「(いわゆる)作業興奮」の説明だけでは
「勉強をやり出したら、やる気が出ます」
という話だけなので、
このダラダラ状態から
脱却する方法論としては不十分です。
【 そもそも、その最初の一歩目の
「勉強をやり出す」ができないんだよ 】
という話であり、
そんなことはザラにあるのです。
私のような意志の弱いタイプの人は。
上の側坐核の話というのは、いわば
「1だけやれば、あとは2、3、4・・・と進んでいくよ」
という説明といえますが、
そもそも最初の
0⇒1
の部分の対処法が必要なのです。
この0⇒1をどうすればいいかを
教えてくれる人は、なぜか皆無に近いです。
個人的にはここの対処法の方が
より重要だと思うわけです。
「0⇒1の最初の1歩なんて、
本人の意志の問題だろう」
と思われる方もいると思いますが、
実は私はこの部分すら、
【 意志力を必要としないテクニック 】
で対応できると考えています。
そのテクニックとは・・・・
ちょっと長くなりそうなので、
明日に続く!<(_ _)>
次回、ついにあなたは
究極の“中西マジック”により、
いつでも簡単に勉強机に迎える
切り替えのスーパー達人になる!
乞うご期待!
【追記】続きの記事をアップしました!