- 2012-1-17
- センター試験対策, 受験を突破する健康管理術, 受験を突破する食事法
こんにちは!早稲田集中力研究会の中西です。
センター試験も終わって、受験生の方にとっては、いよいよ本格的なラストスパートの時期に入りました。
ここから2月にかけて、複数の併願校を受ける人も多いと思いますが、併願校の勉強についての注意点を1つ。
併願校というと、なんとなく意味がわかりにくいですが、端的に言ってしまえば、
(いろいろな解釈があるかもしれませんが)ようするに「スベリ止め」のことではないでしょうか。
そもそも、本気で狙う志望校が3つも4つもあるのはおかしいわけで、当然だれもが「どうしても行きたい1校」を選んで、ここまで勉強を進めてきたはずです。
ということは、それ以外の学校を受ける場合、それらはすべて「併願校」ということになります。
「A大学もいいけど、B大学もいいんだよなぁ」
なんてどっちつかずの状態では、大学は受からないです。今高1、高2の人もこのことはよく理解しておいてほしいと思います。
また、センター試験の結果を踏まえて、志望校や併願校の変更をした人も少なからずいらっしゃるかと思います。
その場合であっても同じで、
「センターの結果で、A大学が無理になったからC大学に変更したけど、私立のB大学もやっぱりいいんだよなぁ」
なんて状態では、きっとC大学にもB大学にも入れなくなる可能性が高いです。
センターの結果で、志望校の変更を余儀なくされた場合でも、変更したその大学に焦点を絞って、その大学に本気で行くつもりで勉強をしないとダメです。
「C大学に変更したけど、B大学もいいよなぁ(´▽`)」
なんて状態が一番危険です。C大学かB大学、どっちを本気で狙うかハッキリ決めてください。
いずれにしろ、併願校を受けることになるのは変わりませんが、併願はあくまで併願であり、
本当に行きたい一大学に絞って対策を立て、勉強を勧めて行く必要があります。
よって、併願校対策の勉強に長時間使うのはナンセンス。過去問を何年分か解いて、それで併願対策は終了にしないと、本命に間に合いません。
ビジネスでも戦争でもなんでもそうですが、勝負事には「選択と集中」をした人が勝ちます。受験も同じ。
「あれもこれも」といろんな併願大学の対策に力を入れていたら、本命の大学の対策に時間がとれません。
結果、「あれもこれも」と欲張った人は、どれもダメになるのです。
併願校の対策にかける時間は、本当に最小限にしておきましょう。そして、残りの時間をすべて本命の対策に当ててください。
そこまで本命にフォーカスして、それでもやっと受かるかどうか、というのが大半の受験生なのですから、
併願対策にじっくり時間をかけるのは、時間戦略としては明らかに間違いです。
(逆に言えば、その程度の少ない時間しかかけなくても、合格できる見込みが高い大学を併願校に選ぶべきなのです)
本命に受かる自信が、よっっっっっぽどあるなら別ですが、そうでない限りは、
今後は、併願対策は最小限にして、本命対策に徹底的に時間を費やすようにして下さい。