- 2015-6-9
- 勉強計画の立て方
こんちは、中西です。
今週は1週間かけて
「週間目標を中西に宣言して
充実した1週間にしようキャンペーン」
(参加費無料)
をやっております。
日曜夜のいきなりの緊急告知で、
しかも24時間だけの募集でしたが、
すごい人数のお申し込みをいただきました。
個別に返信する形にしてたらヤバかったです(笑)
そんなわけで、今週はこの企画に
関連するネタが増えるかも。
昨日もでしたが、今回も関連ネタです。
今回は、
「週間目標を作るときのコツ」
についてお話します。
本題。
企画に参加されたみなさんには
「週間目標」を提出してもらいましたが、
その内容を見ると、
気合いが入りすぎて
とんでもない数の目標を作成していて
若干心配になる人(笑)や、
作り方がヘタで
「うわー慣れてなさそう」
という感じの人がわりといました。
まあそもそも参加条件の1つに
「週間目標を作ったことがない人」
も入ってたので、慣れてない人が
いるのも当然かもしれません。
実際、
「これまで1日の目標は作ってましたが、
週間目標は作ったことがないので参加します」
といった話を備考欄に
書いている人もけっこういました。
はじめて作る人にアドバイスをすると、
週間目標を作るときには、
コツが1つあるのです。
それは「予備日」を入れることです。
予備日というのは、ようするに
「勉強の予定を何も入れない日」
のこと。
予定を立てるときに、だいたい曜日ごとに
「この日はこれくらいの勉強をしよう」
と予定を立てていくわけですが、
予備日は、勉強の予定を入れないのです。
具体的にいうと、1週間単位の場合は、
予備日は「日曜日」にするのが
一番うまく行きやすいです。
つまり、日曜日には何も勉強の予定を入れない。
週間目標を作成するときに、
「月曜日~土曜日分」
で1週間の目標を作っておいて、
もし土曜日までに終わらなかったら、
予備日の日曜日を使うのです。
予備日をあらかじめ入れて
おいた方がいい理由は、単純に
「予定通りに計画が進むとは限らない」
からです。これ、鬼重要。
ヘタな人ほどこれを理解していないんです。
で、計画というより、
「この通りに全部やれたら、
俺すげーことになる(ノ∀`*)ノ」
という、ただの理想を
書いているだけだったりします。
私に言わせれば、そんな計画を作ってる時点で
君はもう十分すげーことになっています。
大事なのは、
「予定通りいかない」
ことを想定しておくことです。
たとえば
「思ったより模試の復習に時間がかかってしまった」とか、
「英語の先生が今週だけいきなり宿題を出してきた」とか、
「参考書を本屋に買いに行ったら、いい参考書が
いっぱいあったので、ここは時間をかけて選んだ方が
いいと判断した。結果、今日の勉強があまりできなかった」とか、
「お父さんと進路のことで喧嘩して
勉強に数時間手がつかなかった」とか
・・・・ようするに、
週間目標を作成した時点では
想定できなかった
“予想外のこと”
が起こることって、本当によくあるわけです。
月曜~日曜の夜まで、
ギッチギチに勉強の予定を詰めておいても、
その通りにピシーッと美しく、
1週間の勉強が進むことって、
まあ少ないものです。
高い確率で“想定外”のことが起こります。
そういうことがあって勉強が
あまり進まなかった場合に、
「予備日で調整をする」
ということです。
単純に勉強時間の見積もりが甘くて、
土曜日までに終わらないなんてこともあるでしょう。
これも“想定外”なわけです。
そういう場合に、予備日の日曜日を使います。
もしうまくいって、月~土まで予定どおりに
順調に勉強が進んだのであればヾ(´▽`)ノ、
日曜日は続きの勉強を何かすればいいだけです。
なので予備日を作ることで
時間の無駄になることはありません。
計画の柔軟性が上がるメリットのみ。
英語でいうフレキシブルってやつ!
もちろん丸1日を予備日にしなくても、
「半日だけ」余裕を持っておくなど
“予備半日”でもいいでしょう。
いずれにしろ、何かあったときに
柔軟に対応できるように、少しだけ
余裕を空けておくということですね。
ちなみに、OCPではこの考え方を
そのまま反映した仕様になっています。
月~土を1週間として
6日間で達成したい週間目標を作り、
日曜を予備日としています。
そして土曜夜~日曜夜の間に、
週間目標の結果を報告して
もらうしくみです。
(もちろん日曜を予備日にしない形にもできますが)
というわけで、
週間目標を作成するときは、
この「予備日」という考え方はとても有効なので、
今まで作っていなかった人は
よかったら試してみてください。
「時間を管理するには、まず自らの時間を
どのように使っているかを知らなければならない。」
ピーター・ドラッカー